穴1つの円すい形ドリッパー 本格コーヒー楽しむ
お役立ちグッズ
コーヒードリッパーは扇形で底の部分が横に細長く、穴が3つ開いているものが一般的だ。耐熱製品で知られるHARIO(東京都中央区)は、底に穴が1つしかない円すい形のドリッパーを開発、販売している。
「円すい形にすることで、中に入れたコーヒー粉の層が高くなり、粉に長時間お湯が触れ、コーヒー成分がしっかり抽出される。そのためネルドリッパーでいれたときに近いおいしさを、ペーパードリッパーでも再現できる」と同社は言う。
これまでセラミック製と樹脂製を販売していたが、今年3月、新たにステンレス製の「V60メタルドリッパー」を発売した。ステンレスは熱がすぐに伝わる特性があるので、磁器や樹脂製と違い、事前にお湯を通して温める必要がない。スピーディーにおいしいコーヒーをいれられて便利だ。
一般的なドリッパーより値段はやや高めだ。だが、割れる心配がないことや、メタリックで高級感のある見た目を考えると納得できる。
(ライター 山本 奈緒子)
▽材質=ステンレスなど
▽サイズ=145×120×90ミリ
▽取扱店=伊勢丹新宿店ほか。問い合わせはHARIO(電話0120・398・207)
[日経プラスワン2013年8月24日付]
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