狭心症治療「経験」に開きも、手術年100例未満が半数弱
実力病院調査 治療の今
急性心筋梗塞(こうそく)などの原因となる狭心症の治療を実施する病院のうち、年間手術件数が100例未満の施設が半数弱に上ることが、全国約1500病院を対象とした日本経済新聞社の「日経実力病院調査」で分かった。年間50例未満の施設は2割に上った。各地域で集約化が進まず、週1、2回程度と十分な経験を積めない病院が多い実態が浮かび上がった。
調査対象は、健康保険組合に医療費を請求する際にDPC(診断群分...
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