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マクドナルドに幻の1号店 外食店発祥の地を歩く 東京ふしぎ探検隊(6)

2011/7/15

■日本橋、江古田、生麦…牛丼チェーンの生誕地

築地市場にある看板は歴史を感じさせる(現在の様子)

牛丼チェーンで最も歴史が古いのが「吉野家」。BSE(牛海綿状脳症)騒動のとき、ファンが殺到して注目された築地店が1号店だ。ただしこの店は一度移転している。もともと創業した場所は、日本橋だ。

吉野家は1899年、当時日本橋にあった魚市場の中の食堂としてスタートした。「早い、安い、うまい」というキャッチフレーズは、忙しい魚市場ならではのサービスでもあった。しかし1923年の関東大震災で市場が焼失。市場の移転に伴い、26年に築地に移転した。今も1号店は築地市場の中にあり、開店時間も早朝5時から午後1時までと「市場時間」に合わせている。

築地市場内にある吉野家1号店(現在の様子)

実際に訪れてみると、15席ある小さな店には市場関係者とみられる人たちがひっきりなしにやってくる。「つゆだく」はもちろん、タマネギを多めに入れる「ねぎだく」などこだわった注文が多い。ネット上では「築地店は全員が社員」などの噂があるが、同社に聞いてみると「店長以外はアルバイト」とのこと。それでも1号店らしい風格があった。

次に歴史が古い「松屋」は、東京都練馬区に1号店が現存する。西武池袋線江古田駅の北側にある商店街の中だ。広報担当者によると、たまたま紹介された場所が江古田だったという。

最初は中華飯店「松屋」として66年に開店した。ラーメンやギョーザ、親子丼やカツ丼を出す店だった。店名は創業者の実家が営む店の名前を受け継いだ。開店の2年後、江古田の別の場所に移って牛めし店「松屋」をオープン。ここが現在の江古田店となる。

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