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「恋チュン動画」 踊って一体感を演出 コトバ百貨店

2014/2/12 日本経済新聞 プラスワン

 バブル時代を振り返るとき、必ずや出てくるのがディスコで踊るボディコンさんたち。好景気をかぎつけると、人は小躍りどころか本当に踊り出したくなるみたいで。日本でも2013年から踊り出す人は増えている。「恋チュン動画」だ。

 「恋チュン」とは、人気アイドルグループAKB48の13年夏のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の略語。その振りつけをコピーして仲間で踊り、動画をユーチューブ(動画サイト)などにアップするブームが今も拡大中だ。

 恋チュン動画の特徴は、企業や自治体など、お堅い組織もこぞって動画をアップしていること。たとえば自治体バージョンでは、まじめそうな職員から、ご当地キャラ、有名施設のスタッフ、そして知事まで登場して、踊る踊る。企業でも社長や若手社員らが参加したほのぼの恋チュン動画で、チームワークをアピールしているところが多い。

 ま、そんな動画は見ているだけでもクセになるが、実は私もあるパーティーに行ったら、恋チュン動画の一員になってしまったことが。振りは意外に簡単で、何よりみんなで踊るという会場の一体感も楽しい。

 新時代のヒット曲……というか、新時代のラジオ体操?

(ライター 福光 恵)

[日経プラスワン2014年2月8日付]

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