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夏に食べたい ぜいたくレトルトカレー

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本格アジア系がホット

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NIKKEI STYLE

汗ばむ季節。暑いと食べたくなるのがカレーだ。レトルトにも本格的な内容のカレーを味わえるものが多い。スーパーや通信販売で購入できるレトルトカレーを専門家に食べ比べてもらい、家族でちょっとしたぜいたくを楽しめるおすすめを選んだ。

960ポイント
ヤマモリ「タイカレーグリーン」
 タイを代表するカレーの一つ、青唐辛子とココナツミルクがベースの淡い緑色のスープカレー。具はチキンとナスが中心。タイで新鮮な材料を使って生産し、作りたてに近い風味に仕上げた。ルーとライスを別々に盛りつけ、ライスにルーをかけながら食べる。タイ米のようなパサッとしたご飯に合う。
 「スイートバジルやこぶみかんの葉などの香草とココナツミルクのコクがチキンを引き立てている」(藤原浩さん)、「味はかなり本格派で、辛さは後から来るので注意」(タカハシユキさん)
 (1)1人前346円(2)スーパーや通販(0120・049・016、www.yamamori.co.jp/)など(3)とても辛い
890ポイント
鈴音「霧笛楼フレンチカレー」
 横浜元町にあるフランス料理店の欧風カレー。牛肉や野菜などに赤ワインを加えて煮込んだ濃厚なルーと、ポタージュスープを別々のパウチに収めた。写真のように盛りつけ、ご飯とポタージュ、カレーを混ぜて食べる。ホームページに作り方を載せた野菜の炊き込みと食べるのがおすすめという。店ではランチメニューとして提供している。
 「優雅な気分にしてくれる」(町田えり子さん)、「お肉にレトルト感がなく、食感が絶品フレンチ。高めの価格も納得できる」(青柳崇子さん)
 (1)1人前840円(2)主に通販(0120・77・1424、www.mutekiro.net/)(3)やや辛い
750ポイント
中村屋「インドカリー スパイシーチキン」
 老舗カレー専門店が作るインド風チキンカレー。鶏肉だけでなく豚肉も一緒に煮込んでうまみを増し、自家製ヨーグルト、いためたタマネギ、バターなどでとろみを出した。大正時代に日本へ亡命したインドの独立運動家との縁がきっかけで、昭和2年(1927年)にレストランを開いてインドカレーの提供を開始。その味を受け継ぐ。
 「なかなか自宅では作れないスパイスの効いた本格的なインドカレーをこの価格で味わえるのはうれしい」(清絢さん)、「スパイスの香り立ちと辛みのハーモニーが絶品」(井上和人さん)
 (1)1人前284円(2)スーパーなど(3)やや辛い
715ポイント
中村屋「インドカリー ビーフスパイシー」
 スパイスの香り豊かなビーフカレー。角切り牛肉をグリルで焼いて入れた。作り方は3位と似ているが、ココナツミルクやトマトに牛、豚、鶏の3種の肉を加えてコクを強めた。「良質のタマネギを焦がしたような香りがビーフによく合っている」(香取薫さん)
 (1)1人前284円(2)スーパーなど(3)やや辛い
675ポイント
エム・シーシー食品「小野員裕の鳥肌の立つカレー キーマカレー」
 千店以上訪ねたカレー研究家の小野員裕氏が考案。甘みを抑えたほのかな酸味のあるキーマカレー。粗塩を使い、鶏ひき肉など素材のうまみを引き出した。「複数のスパイスが調合されていて深みがある」(八巻宏さん)
 (1)1人前420円(2)スーパーや通販(0120・25・0149、www.mcc-tuhan.jp/)など(3)辛い
650ポイント
小岩井農場商品「厳選素材カレー 小岩井クリームチーズ」
 農場の牛ひき肉やクリームチーズ、ヨーグルト、発酵バターをぜいたくに使った。乳製品を加えることで、マイルドな辛さと深いコクを出した。パスタソースにも使える。「牛肉たっぷりで満足」(清さん)
 (1)1人前788円(2)主に通販(0120・200・693、www.koiwaishop.jp/)(3)やや辛い
645ポイント
タンゼン・テクニカル・プロダクト「札幌スープカリー木多郎 チキン」
 札幌の名店「木多郎」の看板メニュー。ややとろみのあるインド風スープカレー。うま味調味料を使わずにとっただしが、スパイスの風味を引き立てる。「インドの家庭のカレーに一番近い。具も食べ応えあり」(香取さん)
 (1)1人前630円(2)主に通販(ヤフー!ショッピングや楽天市場など)(3)やや辛い
625ポイント
吉田ハム「飛弾牛ビーフカレー」
 牛肉を煮込む前に表面を焼くことでうまみをとじ込めた。野菜、リンゴなどを混ぜて煮込んだルーは濃厚でスパイシー。「よく煮込んだトロトロ感のある牛肉に満足」(八巻さん)
 (1)1人前680円(2)主に通販(0120・11・8614、www.yoshida-ham.co.jp/)(3)辛い
620ポイント
江崎グリコ「LEEキーマカレー」
 辛さが特徴のLEEシリーズの商品。大粒の牛ひき肉とタマネギがベース。「深い味わいとピリリとくる辛さ。アーモンドのトッピングがぜいたく」(タカハシさん)。「辛さ×10倍」という表示の割に食べやすいという声も。
 (1)1人前263円(2)スーパーなど(3)辛い
10
565ポイント
ハウス食品「麻布十番 ビーフカレー」
 東京・麻布の有名洋食店「グリル満天星」が監修。欧風料理でよく使うフォン・ド・ボーをベースに、デミグラスソース、タマネギ、赤ワインで煮込んだ。「濃厚なソースで味に深みがある。肉、マッシュルームなど具も多い」(井上岳久さん)
 (1)1人前399円(2)スーパーなど(3)やや辛い

店頭で100円を切る商品も珍しくないレトルトカレー。節約志向を受け、外食に比べ、お金をかけずにほどよい満足感は得られる200円以上のワンランク上の商品を買う人も増えており、レトルトカレー全体の売れ行きも伸びている。中でも人気が高まっているのが、本格的なアジアのカレーが食べられる商品だ。

1位はタイカレー。特に女性に受けており「家庭料理としてタイ料理の調理法を身につけたいと希望する女性も増えている」(料理研究家の町田えり子さん)。アジアンリゾートを思わせる甘いココナツミルクやかんきつ系ハーブの香りも好まれているようだ。

3位をはじめインド系も好評だ。様々な種類があるが、伸びが目立つのが、ひき肉のキーマカレー。ランキングでは5、9位に入った。水分が少なく、肉や香辛料の風味を感じやすいのが人気の理由だ。日本在留インド人の増加に伴い、インド料理店が増えたことも背景にある。「本場のカレーを食べる機会が増え、レトルトにも本格的な味を求め始めた」(カレー総合研究所の井上岳久さん)

ぜいたくカレーと言えば以前は欧風カレーが中心だったが、今回も2位と10位につけた。10年ほど前から増えているご当地系も複数入り、根強い人気だった。

辛さが気になる人も多そうだが、上位10品に「甘口」はない。ただ、その中で欧風カレーはマイルドな辛さでアジア系と比べてくせがなく、比較的食べやすい。右の表に辛さの目安を載せたが、辛さの感じ方は人によって違う。辛さに強い人は、表記より辛くないと思った方がいいだろう。

さらっと炊くなら すし飯モード

おいしく食べるにはご飯も重要だ。カレーに合うのはどのようなライスだろうか。中村屋は「米全体にカレーソースが絡むように、ある程度パラパラでありながら、モチモチ感のある米が日本人には好まれる」という。

「ごはん革命」などの著作がある米販売店主の西島豊造さんは「炊飯器のすし飯モードを使うと、粘りがちなコシヒカリでもさらっと炊ける」と話す。銘柄では、北海道産のきらら397、秋田産の萌えみのり、福井産の花キラリ、佐賀産の天川コシヒカリなどがさらっと炊けてカレー向きという。

また、タイのグリーンカレーなら生のバジルを添え、インドカレーなら複合スパイス「ガラムマサラ」を加えると、より本格的な香りを楽しめる。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)購入可能な最小単位と主な購入先などでの販売価格(通販は送料別)(2)主な購入先(通信販売の場合は電話番号やホームページ=頭のhttp://は略)(3)辛さの目安
 調査の方法 大手メーカーの1人前200円以上のカレーやご当地カレー合計約340商品から、専門家への事前調査で20商品を候補に選出。それらの商品の中から試食会(日本フードアナリスト協会が協力)でおすすめを選んだ。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 青柳崇子(フードアナリスト)▽井上和人(井上スパイス工業社長)▽井上岳久(カレー総合研究所)▽香取薫(インド料理研究家)▽木越敦子(フードアナリスト)▽清絢(郷土料理研究家)▽タカハシユキ(フードコーディネーター)▽藤原浩(フードアナリスト)▽町田えり子(料理研究家)▽八巻宏(カレーマーチャンダイザー)

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