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SDGs関連への転職、まずは一歩を(写真はイメージ=PIXTA)

SDGs関連への転職、まずは一歩を(写真はイメージ=PIXTA)

近年、多くの人々の関心を集めているSDGs(持続可能な開発目標)関連の求人が増加しています。もしあなたがSDGsに関連する業務経験を持っていれば、それなりの待遇での転職、社内異動などが実現可能です。実務経験をさらに積んで自分をリスキリングできる千載一遇のチャンスですし、未経験者の採用も活発ですので、様々な方にトライして頂きたい分野です。

では、具体的にはどうすればチャンスをつかめるのでしょうか。人材紹介会社ジェイエイシーリクルートメント(JAC)のSDGs Committee委員、一般社団法人人材サービス産業協議会「外部労働市場における賃金相場情報提供に関する研究会」メンバーなどを務める黒沢敏浩プリンシパルアナリストが解説します。

SDGs関連求人が1年で5倍に増加している

冒頭でも触れましたが、近年、企業のSDGs関連の業務や取り組みが増えたことに伴い、SDGs関連の求人も増えています。正確な数え方は非常に難しいのですが、例えばJACの扱う求人において、ポジション名に「SDGs」という単語が含まれる新規求人数を見てみると、2022年は2021年に比べて5倍以上です。SDGsと関係の深い「ESG(環境・社会・ガバナンス)」という言葉を含む求人も2.5倍以上に増えています。

2015年9月の国連サミットで、2030年までに達成すべき目標としてSDGsが採択されてからしばらくの間は、企業では「存在を知っているけど……」という程度の認識のされ方だったと思います。しかし、20年代に入ってからは、30年の数値目標に向けて企業各社が取り組み、その成果を報告するという段階に突入しています。

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