「本格革靴」ホントの売れ筋 定番ブランドランキング

MEN’S EX

2021/3/21
MEN'S EX

今回は、本誌お馴染みの専業系ブランドにおける最新動向をお届けしよう。ロングセラーの定番作が変わらず売れ筋をキープしているのは今までと変わりないが、世情の変化を受けて微妙に人気の傾向が変化している点に注目されたし。

JOHN LOBBに聞いた売れ筋BEST5は?

不朽の大定番ストレートチップが首位を堅守

紳士靴の王者として絶対的な地位を誇るジョンロブ。その売れ筋はやはり「コアコレクション」と呼ばれる定番が大多数を占めているが、5位の「ウィリアム75」に意外さを感じる方も多いのではないだろうか。果たしてその理由とは?

No.1 CITY II(シティII)

フォーマルまでカバーする絶対的なエレガンス

2007年に誕生した看板モデル。「ドレス靴の原点といえる黒のストレートチップですので、ビジネスにはもちろん冠婚葬祭にもご活用いただけます。大定番ゆえ“ファースト・ジョンロブ”としてお求めいただくケースも多いですね」(広報担当)17万5000円(ジョン ロブ ジャパン)

No.2 PHILIP II(フィリップII)=下の写真左

ハイグレードを極めたパンチトキャップトウ

控えめな飾り穴が上品な一足。「ハイグレードシリーズに属する『プレステージライン』の代表作。ジョンロブの中でもさらにランクの高いビジネスシューズをお求めの方から、長年にわたって支持をいただいています」(広報担当)シューツリー付き。24万円(ジョン ロブ ジャパン)

No.3 LOPEZ(ロペス)=上の写真中左

別格のエレガンスを宿すフレンチローファーの王様

大リーガーのロペスが注文したビスポーク靴を由来とするモデル。楕円形の窓がアイコンだ。「ロペスはジャケットなどエレガントな服にも好相性なのが特徴。カジュアルでも上品な装いを好まれるお客様から人気です」(広報担当)19万8000円(ジョン ロブ ジャパン)

No.4 WILLIAM(ウィリアム)=同中右

今年75周年を迎えたマスターピース

ダブルモンクの元祖であり、日本におけるブームの火付け役にもなった名靴。「2020年はウィリアム誕生75年のアニバーサリーイヤーだったこともあり、改めて注目をいただきました。オンオフ問わず活用できる汎用性が魅力です」(広報担当)18万8000円(ジョン ロブ ジャパン)

No.5 WILLIAM 75(ウィリアム75)=同右

スキンステッチなど超絶技巧を取り入れた限定作

ジョンロブが毎年限定発売する「イヤーモデル」。今年は誕生75周年を記念して「ウィリアム」をベースとしたイヤーモデルが発表された。「コレクターの方を中心に大きな話題を呼び、例年以上の人気作となりました」(広報担当)シューツリー付き。33万5000円(ジョン ロブ ジャパン)

EDWARDGREENに聞いた売れ筋BEST5は?

ニューノーマルでも王道名靴の人気は揺るがず

ジョンロブとともに最高級英国靴の双璧をなすエドワード グリーン。そのベスト5を見ると、ややスポーティな靴が人気の様子。とはいえ、ローファーやチャッカブーツなどもドレスウェアに合うものばかり。オンオフ兼用靴として最適な逸品揃いだ。

No.1 CHELSEA(チェルシー

クラシック靴の規範と名高い名作木型を採用

ドレス靴の金字塔的ラストと称される「202」を採用した定番ストレートチップ。丸みを帯びたラウンドトウながら、抑揚の効いたシェイプが格調を醸し出している。「テレワークが浸透する中でも、ここぞという場面での靴として、衰え知らずの人気を保っています」(プレス今井さん)15万9000円(ストラスブルゴ)

No.2 DUKE(デューク)=下の写真左下

高貴な面持ちが魅力のスマートなローファー

美しいアウトサイドのカーブがエドワード グリーンらしいローファー。「仕事服のカジュアル化が進む中で人気を高めているモデルです。英国らしいスマートなシェイプですが、どこかフレンチテイストも薫る佇まいに旬を感じます」(プレス今井さん)16万3000円(ストラスブルゴ)

No.3 BUNBURY(バンバリー)=上の写真右下

ドレス木型の202を採用したチャッカブーツ

昨今トレンドのブラックスエードで仕立てたチャッカブーツ。「チェルシー」と同じラスト202を採用しており、チャッカとしてはかなりドレスな印象をもつ。「カジュアルな服装でも、足元にこちらを合わせるだけでエレガントにまとまります」(プレス今井さん)18万円(ストラスブルゴ)

No.4 DOVER(ドーヴァー)=同左上

職人技を凝縮した万能のドレスUチップ

エドワード グリーンにおける元祖オンオフ兼用靴といえるモデル。トウに施されたスキンステッチなど、靴好き垂涎のディテールも魅力だ。「安定した支持を得ている定番です。どんな服にも合うので、流行を問わず愛用できます」(プレス今井さん)18万7000円(ストラスブルゴ)

No.5 BERKELEY(バークレイ)=同右上

モダンさも宿したパンチドキャップトウ

「チェルシー」とよく似た一足だが、こちらはスリムラウンドトウのラスト「82」を採用しているのが大きな違い。「さりげない穴飾りがあしらわれたパンチドキャップトウ。フォーマルな中にもアクセントをつけたいという方に好評です」(プレス今井さん)15万9000円(ストラスブルゴ)

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