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AVフラッシュ

1万円台の完全無線イヤホン 新興ブランドも音侮れず 「年の差30」最新AV機器探訪

2019/4/12

専門店「e☆イヤホン」の担当者が選んだ1万円台の完全ワイヤレスイヤホン3機種。手前からGLIDiC(グライディック)「Sound Air TW-7000」、AVIOT(アビオット)「TE-D01b」、NUARL(ヌアール)「NT01AX-BG HDSS」

スマートフォン(スマホ)とイヤホンをつなぐケーブルだけでなく、イヤホンの左右をつなぐケーブルもない「完全ワイヤレスイヤホン」。次々に新製品が登場しているが、無視できない存在になってきているのが、BOSEやソニーといった知名度のあるオーディオブランドではない新興ブランドだ。専門店によれば、中には安価で性能の良い製品も多くあるという。そこで専門店の完全ワイヤレスイヤホン担当者が薦める実勢価格1万円台の3機種を、平成生まれのライターと昭和世代のオーディオビジュアル評論家が聴き比べた。

e☆イヤホン秋葉原店のワイヤレスイヤホンコーナーの前に立つ3人(左から小原由夫さん、横尾泰輝さん、小沼理さん)。店内は平日午後にもかかわらず大勢の人であふれていた

■老舗ブランドに追随する新興勢力

小沼理(27歳のライター。以下、小沼) 今回は秋葉原にあるイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」に来ています。

小原由夫(54歳のオーディオ・ビジュアル評論家。以下、小原) 平日の昼間だというのに、すごい人ですね。どのブースにもびっしり人が並んでいて、しかもみんな真剣に試聴している……。

小沼 取り扱っているイヤホンの量も尋常じゃないですよ。200以上のブランドを扱っているそうです。この店舗で完全ワイヤレスイヤホンを担当している横尾さんに、オススメの3機種を選んでもらいました。

横尾泰輝(以下、横尾) よろしくお願いします。

「e☆イヤホン」秋葉原店の横尾さん。店内でも屈指の人気のワイヤレスイヤホンコーナー全体を担当する、平成生まれの25歳

小沼 横尾さんに選んでもらったのはGLIDiC(グライディック)「Sound Air TW-7000」、AVIOT(アビオット)「TE-D01b」、NUARL(ヌアール)「NT01AX-BG HDSS」。すべて日本のブランドです。小原さんはこの3ブランドを知っていましたか?

小原 どれも初めて聞く名前でした。僕はいわゆるオーディオブランド以外の製品は警戒してしまってすぐに手が出ないのですが、売れ行きはどうなんでしょう。

横尾 3機種ともよく売れています。こうした新興ブランドは、知名度のあるオーディオブランドに追随する勢力になっていますね。

小沼 価格も1万円台と、この連載で取り上げてきた製品に比べると安いですね。

横尾 「e☆イヤホン」での完全ワイヤレスイヤホンの売れ筋価格帯は1万5000円前後なので、オーディオブランドのイヤホンは少し高いかもしれません。傾向として、オーディオブランドのイヤホンを買う人はブランドで指名買い、それ以外を買う人は先に予算があって、その中で試聴しながら決めていくことが多いです。

小原 ブランドにこだわらない人は、シビアにコストパフォーマンスを見ているということですね。

■「Sound Air TW-7000」/カスタムIEMメーカー監修

小沼 では実際に製品を見てみましょう。まずはGLIDiC「Sound Air TW-7000」です。これはどんなイヤホンなんでしょうか?

GLIDiC「Sound Air TW-7000」。ケースは横長で、ケース前面のランプで充電状態を確認できる
カスタムIEMメーカーが監修している「Sound Air TW-7000」。写真で見ても、耳にぴったりフィットしていることがわかる

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