伊・米・英国の伝統的な服作りを踏襲し日本発のクラシックなスーツスタイルを発信するビスポークテーラー。それぞれのスーツの特徴を活かし、ビジネスでの多彩な装い方を考える。
■SARTORIA YPSILON/サルトリア イプシロン
’80年代ローマの手縫いを継承
アンコンかつ立体的を追求
代表の船橋氏がかつて修業したローマの手縫い技術を多用した一着。さらに芯地一枚のみの独自製法「ジャッカ・レジェーラ」仕立てを採用し驚くほど軽い着心地を実現した。 35万円~〈オーダー価格〉、納期約2ヶ月半。(サルトリア イプシロン)
[ Style for PRESENTATION ]
大事な場面で見映える
アンコンダブルの貫禄ある装い
ローマの古き良き手縫い仕立てを踏襲し軽やかな着心地のこちら。プレゼンなど大事な勝負どころもノンストレスで臨める。そんな軽く優しい仕立てのスーツにあえて強印象のシャツタイを。着楽ながら力強い人柄を演出。
■TAILOR GRAND/テーラーグランド
アメトラに通じるリラックスした
ムードのリネンスーツ
テーラーの長谷井氏による、伝統のサックスーツの雰囲気を持ちながら現代的に軽く絞った麻のスーツ。副資材を省いた一枚仕立て、パッチポケット仕様にすることでよりラフな着こなしが可能に。 24万5000円~〈オーダー価格〉、納期約2ヶ月。(テーラーグランド)
[ Style for SNEAKER COMMUTING ]
一枚仕立てのリネンスーツなら
カジュアルな単品使いも
スニーカー通勤でのジャケット単品使いをするなら、スーツ自体に単品で使いやすいリラックス感があるものを。アメリカンサックスーツをベースにしたこちらはボクシーな形や麻生地によってフランクな雰囲気があり最適。