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Men's Fashion
できる人は見た目が10割

岩瀬昌美

岩瀬昌美
2018/2/14

できる人は見た目が10割

奇抜な格好をする人は、自分が個性的であることを見せつけて、仕事ができる感を出したいのでしょうが、アメリカでは逆効果です。はっきり言いましょう。スーツに個性は不要です。個性的なスーツは仕事の邪魔になる。

できる人が実践している着こなしの基本は、その業界でもっとも受け入れられている服装をするということ。高級ブランドのスーツを着ればエリートに見られる、というわけではないのです。

自己表現したい欲求をおさえ、「職業人としてどう見られるべきか」を最優先する。プロの着こなしというものを、アメリカ人はそう認識しています。自分というブランドを表すためのツールのひとつなのです。

逆に言えば、できるアメリカ人と同じ格好をしておけば、まずは「この人、仕事ができそうだな」と思ってもらえる。そう割り切れば、逆に楽に思えてきませんか?

■相手を不安にさせない格好をする

それでも日本人としては、「外見なんて関係ないじゃん。問題は中身だよ」と言いたくなるところですね。では、こう考えてみてはいかがでしょう。

ビジネスパーソンにとっての記号がスーツなら、お医者さんにとっての記号は白衣です。アメリカでもお医者さんは白衣を着ています。パリッと糊のきいた清潔な白衣と、しっかり整えられた髪型が信頼感を醸成します。

では、こんなお医者さんだったら、どうでしょう? いつ洗ったのかわからない黒ずんだ白衣を着て、髪の毛はボサボサ、メガネも指紋でかすんでいます。「じゃあ、いまから手術をしましょう」と言われて、即決しますか? ボロは着ていても実は名医なんていうのは、テレビドラマの世界だけであって、実際に自分がその人から治療を受けるとなったら二の足を踏むはずです。

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