それじゃ残念な人 最低知っておくべきスーツのルールできる男のスーツスタイル(中)

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

スーツスタイルを仕上げる靴の基本として、次の5点を覚えておいてください。
(1)紐あり
(2)内羽根式(靴紐を通すための穴をあけた「羽根」が甲革と一体化した形状)
(3)すんなりとした形
(4)ラウンドトゥ(つま先が丸みを帯びた形状)
(5)表革

必ず1足持っておきたいのは黒表革のストレートチップ(つま先に横一文字のラインが入ったデザイン)。2足目にお薦めなのはダークブラウンのプレーントゥ(つま先に何も飾りがないデザイン)です。この2つで、スーツスタイルはだいたいカバーできます。

あわせてベルトも同じ材質と色でそろえておきましょう。靴とベルトがそろっていないとちぐはぐな印象になってしまうからです。

外羽根式のプレーントゥ(左)と内羽根式のストレートチップ=いずれもPIXTA

5. 小物

スーツの達人が決してしないこと、それはスーツのシルエットを崩してしまうような小物を使うことです。ここでいう小物とは、靴や財布、名刺入れ、手帳やスマートフォン(スマホ)、ビジネスバッグなどのことです。

できる紳士が持つ財布は極めて薄く、必要な額の紙幣と数枚のカードしか入っていません。領収書やポイントカードでパンパン、ということは決してありません。ですから、スーツの内ポケットに入れていても、シルエットは崩れません。

当然、やたらにポケットにものを突っ込むこともありません。また、大きな肩当てのついたショルダーバッグやバッグパックも持ちません。そうしたカバンはスーツの肩や背中を傷めてしまうからです。

◇   ◇   ◇

成功している人にはこうしたルールを守っている方が多いように見受けられます。

いいスーツを着ているからそこまで気を回すようになるのか、あるいはきちんとした着方を心がけてきたから、成功していいスーツが着れるようになったのか――。ニワトリと卵のようですが、筆者の経験では後者のケースが優勢のように思えます。

スーツはもともときちんとしたビジネスへの姿勢を表すために着るもの。ほとんどの方がそう思って着ているはずです。であれば、その効果を十分に上げた人が成功するのは当たり前のことなのです。

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丸山ゆ利絵
 ホテル西洋銀座やアークヒルズクラブなどを経て2010年、経営者などに「ふさわしい存在感」の演出方法を助言するコンサルティング会社、アテインメンツ(大阪市)を設立、代表に就任。15年、ビジネスマンに正しいスーツの着方を指南する「スーツ塾」を開講。 著書に「『一流の存在感』がある人の振る舞いのルール」(日本実業出版社)など。

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