それじゃ残念な人 最低知っておくべきスーツのルールできる男のスーツスタイル(中)

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

ネクタイであれば、基本の柄は次の3つです。
(1)ピンドット(ピンの先でつけたような非常に小さい水玉模様)
(2)小紋(ごく小さいマークが一定の間隔で並んでいる模様)
(3)ソリッド(無地)

基本となる3つのネクタイ柄(左からピンドット、小紋、ソリッド)

場面が日常的、カジュアルになるにしたがい、ストライプなど使える柄が増えてきます。スーツ地やシャツも同様です。

最近、チェック柄のネクタイを身につけたビジネスマンを見かけますが、チェックはかなりカジュアルな若者向けの模様で、通常のビジネスシーンには似合いません。「キュートさ」は演出できても、「できる感」は微塵(みじん)も感じてもらえないでしょう。正直に申し上げれば、30歳代半ばを超えた方がつけていると、子どもっぽすぎて、イメージを損ねかねません。

3. ノット

ネクタイのノット(結び目)は意外と盲点です。スーツの着方をきちんと学べる機会は少ないので、ネクタイの結び方も見よう見まねの方がほとんどのようです。それだけに、いい加減になりがちです。

多くの方が最初に覚える結び方、プレーンノットは、左右がアンバランスになりやすく、それを持ち味にする場合もあります。モードやカジュアル寄りの装いのときは、それでいいでしょうが、かちっとしたビジネスの場では、バランスがよく少し重厚感もあるセミウィンザーノットが似合うでしょう。

いずれの結び方でも、結び目がきゅっとくびれ、中央にふっくらとディンプル(えくぼのようなくぼみ)をつくることが大切です。結び目にくびれが足りずディンプルがないと、締まりなく見えてしまいます。いいかげんで、仕事ができない人に見えてしまうかもしれません。

(ただし、ディンプルは弔事の際には作らないのが決まりですのでご注意ください)

左からプレーンノット、セミウィンザーノット、ウィンザーノット

4. 靴

スーツはルールに従いきちんと着れば、それだけで格好良く、「できる男」に見えるようにつくられた服装です。着てもさまにならない、決まらないというなら、ルールを守れていないのです。特に日本人が犯しがちなルール違反が「靴」です。

筆者は以前、英国人の青年から「日本人はよくスーツにカジュアルな靴を履いているけれど、あれは自分たちから見ると、晴れ着にげたを履いているようなものだ」と聞いたことがあります。

玄関で靴を脱ぐという住環境のためか、日本人は紐(ひも)靴を嫌い、楽に脱げるローファー(足の甲を横切るベルトが縫い付けられた紐なし靴)やスリッポン(靴紐がないスリップ・オン・シューズ)を好むようです。また、靴を含めた装い全体の雰囲気やシルエットの調和をあまり考慮しない傾向もみられます。

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