コロナに負けない生活習慣 心身を整える108の行動術『整える習慣』

自律神経を整えれば自然と元気がわいてくる
自律神経を整えれば自然と元気がわいてくる

コロナ禍によるウイルス感染への不安や行動制限、孤立感が、私たちの健康に悪影響を与えている。今回紹介する『整える習慣』は、毎日の生活習慣を見直すことで最高のコンディションを維持するノウハウを解説した一冊だ。調子を上げるカギは自律神経を整えること。簡単に実行できる行動術を、今日からでも試してみてはいかがだろうか。

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小林弘幸氏

著者の小林弘幸氏は順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクターの資格も持っています。1960年、埼玉県生まれ。1987年、順天堂大学医学部を卒業。1992年に同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任しました。自律神経研究の第一人者として、数多くのプロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わっています。著書に『医者が考案した「長生きみそ汁」』『自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」』などがあります。

自律神経を整える

心身のコンディションをよい状態で維持するためには、自律神経を整えることが重要です。まず、自律神経とは何かを簡単に説明しましょう。人間の体は、自分の意思で動かせる部分(手足や口など)と、意思でコントロールできない部分(内臓や血管の動き)に分かれます。後者をつかさどっているのが自律神経です。

そして、自律神経には「体を活動的にするための神経」である交感神経と、「体を落ち着かせ、休めるための神経」である副交感神経があります。自律神経を整えることは、簡単にいうと、交感神経と副交感神経をバランスよく、高い状態にすることです。

私たちは、メンタルでストレスを受けたら、ゆっくり休んでしっかり睡眠をとれば楽になると考えがちです。しかし、肉体的な休息が必ずしも精神的なリカバリーにはつながらないようです。著者は「こころと体はつながっているので『元気が出ない』『希望が持てない』というときは、メンタルでなんとかしようとするのではなく、まずは動いてみる。そんな具体的なノウハウが必要です」とアドバイスしています。

本書は、日常生活で誰でも簡単にできる方法を8つの分野に分けて、合計108のパターンを紹介しています。8分野は次の通りです。

・身の回りの整え方
・時間の整え方
・人間関係の整え方
・体の整え方
・食の整え方
・行動パターンの整え方
・メンタルの整え方
・自分らしさの整え方
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