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リビングで使うおすすめ扇風機

何でもランキング

「節電」「音静か」高い評価

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NIKKEI STYLE

エアコンを止め扇風機を使えば節電効果50%――。政府が示す家庭の節電対策を受け、この夏、扇風機はリビングの家電の主役になるかもしれない。専門家に新モデルのリビング向き扇風機を挙げてもらったところ、大手だけでなく中堅の製品も入った。

860ポイント
「SIENT(サイエント)F-DLN100」東芝ホームテクノ
 インバーター機能を搭載し、モーターの回転数をきめ細かく制御。7枚羽根で連続風で7段階、リズム風で4段階の風量調整ができ、広範囲になめらかな風を送り出す。上下、左右に立体的な首振りができる。チャイルドロックや入り切りタイマー機能付きで、本体の大きなダイヤルやカードリモコンなど操作もシンプル。「洗練された都会派のデザイン。最小消費電力3ワットにも注目」(土村利夫さん)(1)3~20ワット(2)16~43デシベル(3)81~110センチメートル(4)2万5000円
730ポイント
「グリーンファン2 EGF-1100」バルミューダ
 インバーター機能を搭載。二重構造の羽根で2種類の風を発生させ、モーターの低回転で自然に近い風を生み出す。風量調節は4段階で、最大10メートルまで風を飛ばすサーキュレーターモードもある。中間ポールを外すと40センチ低い卓上用にもなる。切りタイマー付き。別売りの外付けバッテリー(1万6800円)により1回の充電で最長10時間稼働する。「首振りをしなくても広範囲に風が行き渡る点、静音性、低消費電力などすべてが合格点」(神原サリーさん)(1)3~17ワット(2)13~約46デシベル(3)46.7、86.7センチメートル(4)3万4800円
660ポイント
「リビング扇F-LN10」東芝ホームテクノ
 その場の温度と湿度を検知して、風量を自動で制御する機能を搭載。エアコンとの併用で標準などの自動運転モードを選べば、温度や湿度が上がると風量を自動的に強め、逆に温度や湿度が下がると風量を弱める。ほかに「ゆっくり風」も。チャイルドロック、タイマー付き。コードも収納できる。「温度と湿度に合わせて風量を自動調節できる点がいい」(じゅんいちさん)、「入り切りタイマーが併用でき、就寝時も節電ができる」(矢野きくのさん)(1)10~35/12~37ワット(2)20~43/20~45デシベル(3)79.6~110.2センチメートル(4)1万4800円
580ポイント
「エアマルチプライアーAM02タワーファン」ダイソン(英)
 羽根がない扇風機。本体の土台部から吸い込いこんだ空気を輪状の吹き出し口から出す。一定に均等に吹く風は、風量調節ツマミで強さを調整できる。清掃は布でふくだけと手入れが簡単。色はシルバーなど3タイプ。丸い形状のタイプもある。「価格が高い、音が大きいという声もあるものの、一見の価値はある。個性が気に入って買う商品なのでほかの製品と比較できない」(伊達浩二さん)(1)8~65ワット(2)非公表(3)100.7センチメートル(4)5万4000円
375ポイント
「±0リビングファンXQS-V110」プラマイゼロ
 デザイン性の高い家電ブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」。羽根を覆うガードはすき間が細く、安全性も考慮。リズム風ほか風量調節は4段階、入り切りできるタイマー機能も。色はホワイト、ベージュ、ブラウン。「価格とデザインのバランスがよい」(石井和美さん)、「シンプルだが基本を押さえていて安心感がある」(西田宗千佳さん)(1)19~50/19~44ワット(2)38~56.6/38.1~54.9デシベル(3)72~90.5センチメートル(4)7980円
345ポイント
「ハイポジション扇R30J-HRM」三菱電機
 高さ約105センチまで伸び、5枚羽根でたっぷり風を送る。密閉型モーターのため、ホコリの侵入を防ぐ。「洋室にも和室にも合いそう」(土村さん)、「羽根上部が1メートル超のものは少ないので、ダイニングテーブルを使う家庭におすすめ。微風が本当に弱いので、子ども部屋にも向いている」(伊達さん)(1)11.5~30/12~34ワット(2)23~42/21.5~41.5デシベル(3)84.5~104.5センチメートル(4)1万800円
320ポイント
「リビング扇R30J-RM」三菱電機
 入り切りタイマーを同時に設定可能で、収納もすっきりできる。モーター部を密閉、ホコリをさえぎる。「持ち運びしやすい。最低限の機能で価格もこの程度なら手ごろ」(矢野さん)、「モーター部のカバーが短く収納時に場所を取らない、入り切りタイマー併用など細部がよくできている」(西田さん)(1)11.5~30/12~34ワット(2)23~42/21.5~41.5デシベル(3)67.7~85.7センチメートル(4)8980円
230ポイント
「リビング扇MF-AR30B」ユーイング
 5枚羽根。弱、中、強とリズムパターンの4つの運転ができるほか、前回に使用した時の風量設定を記憶する機能がある。入り切りのタイマーも付いている。色はオーシャンブルーとグリーンの2色。「少し斜めに立ち上がっている大型表示パネルも見やすい。機能はいたってシンプルだが、価格を考えれば、お得感がある」(神原さん)(1)24~44/25~47ワット(2)29~46.5/28~45デシベル(3)67~84.5センチメートル(4)4480円
165ポイント
「タワーファンEF-D942」ツインバード工業
 上下電動の羽板を組んだルーバーは約70度、首振り角度は約85度で風向きを変えられる。3段階の風量調整と風量が自動的に変わるリズム運転ができる。温度計、マイナスイオン発生機能も付いている。「温度計付きなので節電につなげやすい」(矢野さん)、「上下への風送りや首振りなどタワー型の欠点をカバーしており、リモコンなしでも操作しやすいボタンがついているのがよい」(伊達さん)(1)31~39/32~45ワット(2)約18.3~43.6デシベル(3)90センチメートル(4)1万2800円
165ポイント
「リビング扇YLX-WF30」山善
 5枚羽根。風量切り替えは6段階ある。入り切りタイマーでの併用が可能で、6時間で自動的に電源が切れる切り忘れ防止機能もあるなど、便利な機能がひとそろいしている。「この価格で6段階の風量調整と切り忘れ防止タイマーがついているのはお得」(矢野さん)、「高機能だが価格は安い」(石井さん)(1)23.7~47/23.8~54ワット(2)33.9~55.3/35~56.8デシベル(3)67~87センチメートル(4)5480円

モーターの回転数を最適に制御するインバーター機能を搭載するのが1位「SIENT(サイエント)」と2位「グリーンファン2」。羽根の枚数や構造を工夫することで、自然に近い風を送るのが特長だ。その結果、消費電力が少なく、音が静かなことが高評価につながった。

4位「エアマルチプライアー」の製造元、ダイソンはランキング中、唯一の海外メーカー(英国)。外気を取り込み、輪状の吹き出し口から均等に風を送る仕組み。羽根がないため、手を入れても安心だ。「個性的なデザインは、オブジェとしてシーズンオフでもそのまま飾れる」との声も多数あった。

選び方としては「コスト重視か、大手メーカーの手堅い製品か、デザインや付加価値重視か、目的を考えて」と選者の伊達浩二さん。音や消費電力にこだわらず、「涼しければいい」という人ならば、風を送るだけの単機能な商品が3000円程度から手に入る。一方、高価でも消費電力が少なければ、電気代を節約できる。

扇風機は例年梅雨明けから売れ始めるが、今年は購入を急ぐ人が多く、入荷待ちの製品も。日本電機工業会によると、4月の扇風機出荷台数は2010年同月に比べ2.4倍。あらかじめ中国の工場で生産し、計画数に達したらその年の出荷は終了する季節商品の扱いで、現時点で在庫が少なくなっているメーカーもある。

また、数十年前に購入した扇風機を久しぶりに使う際には、モーターなど部品の劣化で発煙や発火する場合もあるので、十分な注意が必要だ。

エアコン併用、配置に工夫を

夜間、熱気がこもる部屋を涼しくするのにも、扇風機を利用しよう。ベランダなどに扇風機を持ち出し、外から室内へ冷気を送り込むように回す方法と、ドアや窓を開けて室内から外に向かって扇風機を回し、熱や湿気を逃す方法がある。

我慢できないときはエアコンとの併用も。エアコンの冷気の向きを調整し、空気をかきまぜる。扇風機の配置の工夫で、エアコン1台で複数の部屋を涼しくすることも可能だ。

ただ、扇風機も就寝時には注意が必要。室温が下がる明け方、だるさや手足の冷えを感じる。「『弱』運転でも気温が低いと皮膚の表面温度が1時間で1度下がることもある」(奈良女子大学の久保博子准教授)という。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)消費電力(50/60Hz)(2)音の大きさ(50/60Hz)(3)高さ(4)6月初旬時点の店頭やネットでの実勢価格
 調査の方法 家電に詳しい専門家、流通関係者11人に、2011年モデルで各メーカーの最上位機種など2つまでを集めた計25機種から「リビングで家族で使う」目的で、最大13機種まで順位付けを依頼し、ランキング。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 石井和美(家電ライター)▽井上雅人(エディオンホーム・エコライフ商品部住環境グループマネージャー)▽岡田正(ヤマダ電機第一商品本部SMD)▽神原サリー(家電コンシェルジュ)▽清水智典(ヨドバシカメラマルチメディアAkibaマネージャ)▽じゅんいち(家電情報マガジンWHITE管理人)▽高橋勇光(ケーズホールディングス商品本部家電・季節商品部季節商品担当)▽伊達浩二(家電Watch編集長)▽土村利夫(リック「月刊IT&家電ビジネス」編集部記者)▽西田宗千佳(フリージャーナリスト)▽矢野きくの(節約アドバイザー)

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