大きめサイズで夏気分 大人のボーダー、バスクシャツ

縞(しま)の太さやサイズの違いにより、さまざまな表情を見せるボーダーTシャツ

全国のアパレルショップの情報を集めたウェブメディア「FACY MEN(フェイシーメン)」。提供元のファッション系ベンチャー、スタイラー(東京・渋谷)が、月間100万人を超える利用者の閲覧情報を分析、次のトレンドを読み解く。




FACY MENの記事閲覧数を分析すると、「シューズ」に次いで「シャツ/ Tシャツ」に関する記事が多く読まれ、特にTシャツへの関心が高かった。

「シャツ/ Tシャツ」カテゴリーの記事を分析すると、「オーバーサイズ」、「白」、「定番」などのワードが目立っていた。ベーシックなカットソーをゆったりしたサイズ感で着たいユーザーが多いようだ。

初夏の気分を盛り上げるカットソーとしては、ボーダー柄のバスクシャツが定番だろう。フランスとスペインにまたがるバスク地方の漁師の仕事着をルーツとするバスクシャツは、世代や性別を問わず愛されているアイテムだ。では、大人が今ボーダーシャツを買うなら、何を基準にサイズや柄などを選べばいいのだろうか。FACYに登録する各店に聞いた。

タフなバスクシャツの代名詞 重ね着のアクセントにも

「ボーダー柄のバスクシャツは、『無地では物足りないな』という時にちょうどいいアイテムです。僕は無地、ボーダーともに同じ形で持っていて、コーディネートによって使い分けていますよ」

そう話すのは、東京都世田谷区の三軒茶屋にある「SEPTIS(セプティズ)」の白木凛太郎氏だ。バスクシャツと聞いて真っ先に思い浮かべるブランド、SAINT JAMES(セントジェームス)の一着を薦めてくれた。

フランスのノルマンディー地方で1889年に創業したSaint James。現在もフランスで生産されているバスクシャツ「OUESSANT(ウェッソン)」は、同ブランドを代表する看板アイテムだ。脱ぎ着がしやすいボートネックや目が詰まった厚手の生地など、ディテールも実用的な一着。SAINT JAMES / OUESSANT 1万1664円

「ボーダーに目が行きがちですが、一番の特徴は生地のタフさです。一般的なカットソーはどうしても消耗品というイメージが強いですが、着込んでいくと味が出てくるのがウェッソンの魅力です。長年愛用できるカットソーという意味で、当店でもずっと愛されている一着です」

脱ぎ着しやすいよう横に開いたボートネックの襟元
左袖のネームタグもちょっとしたアクセントになっている

ベーシックなアイテムだからこそ、今年手に入れるのであればサイズ選びを変えてみてほしいと白木氏は話す。

「普段着ているものからワンサイズアップするのがおすすめです。ちょっとゆとりを持って着るほうが今のトレンドを分かっている感じが出ると思います。ウェッソンは袖丈が九分丈なのも特徴ですが、洗濯後の縮みの分も考慮して、試着した際にちょうど長袖になるくらいの袖丈を選ぶといいと思いますよ」

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大人も着やすいネイビー オーバーサイズで今っぽく