具体的にどのようなスタイルが設定されているかは、画面上で確認できる。例えばルーラーを見ると、目次の文字列やページ番号が「左インデント」「左揃えタブ」「右揃えタブ」で配置されているのがわかる(図9)。「目次1」スタイルと「目次2」スタイルではそれぞれの位置が異なっているので、カーソルを移動して確かめよう(ルーラーが表示されていないときは「表示」タブにある「ルーラー」をチェックする)。

文字サイズとフォントも「ホーム」タブでチェックする。作例では目次全体が10.5ポイントの「游明朝」で表示されていて、メリハリが足りない一因となっている。これらを踏まえて、レイアウトを修正していこう。
Wordの目次スタイルは、画面上の修正によって自動的に更新される。そのため、どこか1カ所を修正すれば、それが同レベルの目次すべてに反映される。ここではまず、1行目の章見出しを選択し、文字サイズとフォントを変更して目立たせた。これで「目次1」スタイルが更新され、ほかの章見出しのスタイルも変更される(図10)。
