Word文書の目次は自動で作成でき、レイアウトも数種類から選べる。ただ、既製のレイアウトはいまひとつパッとせず、不要なタイトルや見出しが表示されたり、ページ番号が思い通りに表示されなかったりして、手直しが必要な場合もある(図1)。

目次のレイアウトには、見出しのレベルごとに専用のスタイルが適用されているため、修正にはちょっとしたコツがいる。今回は、目次を見やすく修正するテクニックを紹介しよう(図2)。

作例は、十数ページの「防災マニュアル」。文書は「Chapter」の連番を振った章見出しと、下位の節見出しで構成されている。目次は表紙部分に作成し、2ページ目から始まる本文ページの先頭をページ番号「1」とする。