Men's Fashion

着こなしがぐっとあか抜ける グレースエード靴6選

How to

2022.2.25

LEON

旬真っ盛りの“ぽってり靴”ですが、中には物足りなさや飽きを感じている方もいることかと。ならばぜひグレースエード靴を。一点投入するだけで、こなしがグッとあかぬけますゆえ、何かと重宝するのです。その魅力に迫ります。




こなしの旬度を高める“ぽってり靴”の最適解

ボリューム感のある「ぽってり靴」が何かともてはやされる今、一歩先いくしゃれ者たちは、すでに「ぽってり」だけでなく、“+α”の要素に注目しているようでして……。

そう、それこそが今回のテーマである「グレースエード」です。ぽってり靴には足元に旬なムードを演出できる半面、一歩間違うとやぼったく映るリスクも……。

そこでグレースエードのぽってり靴を選べば、グレイッシュなカラーが都会的なエッセンスを、起毛したスエードがエレガントなイメージを吹き込むことでコーデ全体がスタイリッシュにあかぬける、という寸法。

その目覚ましい効能を、コーデを見ながら検証していきましょう。

いつもなら、落ち着いた茶靴が定番ですが……

靴7万1500円/パラブーツ(パラブーツ青山店)、ブルゾン2万9700円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、ニット2万900円/グランサッソ(エスディーアイ)、パンツ2万8600円/デヴォレ インチピット(ビームス 六本木ヒルズ)、時計96万8000円/ゼニス

テロンとしたCPO風のシャツブルゾンにピンクのハイゲージニット、でもってパンツは先細テーパードの白パン。大人の春コーデのお手本というべきこんなコーデには、やっぱり“茶靴”が無難な選択かと。

特に今シーズン注目の淡色を基調にしたコーデには、シックで温かみがあり、しかも黒やネイビーのように重すぎない茶靴がちょうどいいのです。

とはいえ、周囲を一歩リードしたい大人は、もう“ひとヒネリ”が欲しいわけでして……。

グレースエードに代えるだけで、いっそう都会的に

靴7万1500円/パラブーツ(パラブーツ青山店)、ほかは上と同じ

ハイ、そこで茶靴を「ぽってりとしたグレースエード」にチェンジしてみましょう。どうでしょう?

ウエアも靴のモデルも同じにもかかわらず、茶靴よりも一段とスタイリッシュに見えませんか? これがグレースエードの効能で、淡い色味のコーデにグレーが見事に調和し、かつ起毛したスエードのおかげで、足元がシックに見えるのです。

善は急げ。いつもの茶靴をグレースエードに変えてみる。たったこれだけで、春コーデが見違えるのです。

POINT 01

グレースエードの持ち味を引き出す淡色コーデ

では、ぽってりとしたグレースエード靴と相性のいいコーデとは? 改めて検証しましょう。

グレーは黒や白と同じ無彩色ゆえ、合わせる服の色も選ばない万能色。ですが、この靴の持ち味を100%引き出したいなら、やっぱりアースカラーやペールトーンを基調にしたコーデがおすすめ。

都会的かつ存在感のある足元を生かすためにも、トップスはそんな色合わせを徹底しましょう。