続々と登場する春のファッションアイテムの中から、何を選べばいいか。ファッション業界の洒落(しゃれ)者たちに、おすすめのアウターやシャツ、小物、シューズを挙げてもらうこのシリーズ、4回目の今回はストライプのシャツとパステルカラーのアウターを紹介する。ここからあなたに最適な春の一品を探そう。
ストライプシャツならサラリと一枚で装いの主役に
紳士の基本のきであるストライプシャツ。春は、これを一枚サラリと着るだけでサマになるのだから、買っておいて損はない。ボタンのかけ方など、微細なポイントで差をつけられるのをお忘れなく。
「ボタンを適度に開け、肩肘張らない雰囲気に」(ビームス プレス 林 ジェフリーさん)
■COLONY CLOTHING(コロニークロージング)
ゆとりのあるストライプのオーバーシャツをあくまでもシンプルに羽織り、ほどよいリラックス感を演出したコーディネート。ボタンを適度に開けメリハリをつけるテクニックが、気取りのない洒落っ気を感じさせる。「上品なシルエットのパンツですが、リネンの風合いを生かすことで、肩肘張らない雰囲気を意識しました」(林さん)。
■CHOYA BESPOKE(チョーヤビスポーク)=左
英国テイスト満載のシャツを上質素材でオーダーメード
スーツに映える端正なワイドカラーやスプリットヨーク。そんな英国のドレスシャツをベースとしたディテールが特徴のチョーヤビスポーク。こちらのインパクトのあるボールドストライプは、カンクリーニの素材を使用している。薄手の平織り生地なので、肌触りがよく着心地も軽やかだ。2万2000円~〈オーダー価格/納期約5週間〉(日本橋三越本店)
■BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)=右
人気絶大! ストライプのファンシャツ最新作
色の異なるストライプ柄ブロード生地を組み合わせたファンシャツ。ブルックス ブラザーズでは、ファンシャツを多く展開していていずれも人気が高い。こちらは全体にスッキリ見える細身のリージェントフィットを採用したモデル。暖かくなれば、これ一枚を主役にすえる装いが楽しめそう。素材はコットン100%。1万7600円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)