紳士服「AOKI」 メガネ店併設で相乗効果を期待

2021/12/31
紳士服と眼鏡の売り場が融合している(埼玉県川口市)

紳士服大手のAOKIは7月、AOKI東川口店(埼玉県川口市)の店内1階にビジョナリーホールディングス(HD)が運営する「メガネスーパー」の商品コーナーを設置した。メイン顧客層や繁忙時期など、事業モデルの親和性の高さに加え、スーツの売り上げが落ちる夏場にメガネ需要が高まるなど、相乗効果を見込めると判断した。新規顧客の開拓やスーツとメガネを融合したオフィスファッションの発信拠点としても活用する。




話題の「パジャマスーツ」の近くにメガネ売り場

JR東川口駅から徒歩で約15分。自動車が行き交う大通り沿いにAOKI東川口店はある。1棟2階建ての店舗入り口には白と青を基調としたメガネスーパーの看板が掲げられ、外からでもすぐに売り場の位置を確認できる。車で来店する人が多いため、建物奥には駐車場も設けている。

約140坪ある床面積のうち、3割ほどをメガネスーパーの売り場にした。眼鏡、コンタクトレンズのほか、時計やサングラスなどをそろえる。

AOKI側には今年話題になった「パジャマスーツ」をはじめ、ワイシャツやネクタイといった小物類など、比較的カジュアルなアイテムを陳列。改装前に置いていたジャケットやパンツは2階のスーツ売り場に移動し、品ぞろえを整理することで、来店した人の目的や気分に合わせて買い物を楽しめるようにした。

メガネスーパーの売り場の中央には手鏡が置かれた接客ブースがある。カウンセリングや検査をもとに顧客の目の状態に最適なレンズやフレームを選定する「アイケア」サービスの提供スペースだ。

目にトラブルや不安を抱えている人は専用の測定器を使い、より詳しい目の検査を受けられる。簡単な検査であれば、診断結果はすぐに出るため、スーツ用品を買いに来たついでに気軽に受けることも可能だ。

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スーツとメガネの買い替え周期、どちらも2~3年