有吉は月額7億円超 人気者のネット発信と広告価値日経エンタテインメント!

【ツイッター】 300万フォロワーで有吉弘行が圧倒的1位

ツイッターは、最長140文字で短文投稿(ツイート)するサービスで、世界で約2億4100万人が利用している。他者のツイートを引用するリツイートで、発言は第三者に次々と拡散する。

有名人の各自のアカウントの広告価値はどのくらいになるのか。数ある換算式のなかで、有名なのが、米国の裁判で公表された数値だ。2011年12月、米国企業の社員が業務で利用していたツイッターアカウントを退職後も使ったため、前社の資産を流用したとして訴えられた。

原告側は、損害金額として、1フォロワーあたり1カ月2.5米ドルという金銭価値を算出。このケースでは、退職時に1万7000のフォロワーがいたため、8カ月で34万米ドルという高額が請求された。当時、ツイッターのフォロワー数の価値が数字で示された公式な例がなかったため、判決にネット界の注目が集まったが、結局和解となり、判決には至らず。しかしながら、金銭的価値を争った希有な事例のため、価値の算定によく引用される。

拡散するほど価値が上昇

この数字を用いると、フォロワー数300万以上で1位の有吉弘行のアカウントは、月換算で7億円以上に。例えば、某大手検索サイトのトップページのバナーを有料で掲載すると、月に最低でも約3000万円かかる。これに対し、有吉のツイッターアカウントは、無料だが、もしこのアカウントを売った場合、トップバナー広告を20回以上打てるだけの、金銭的価値がある。

人気者をフォロワー数の多い順に並べ、金額を算定。A方式は、本文中で解説した米国の裁判での「1フォロワーあたり1カ月2.5米ドル」を基に、「フォロワー数×2.5米ドル」で1カ月あたりの金額を算出した。表はその結果で順位付けした。その他、よく知られた算式のB方式での算定金額も掲載。これは「How Much Does Twitter Owe Me?」というサイトの計算式で、「1日の平均ツイート数(ツイート数÷ツイッター利用日数)×フォロワー数×フォロワーがツイートを見る率(全体の25%と仮定)×1インプレッション(広告が1回掲載されること)あたりの料金(12.45セント)」で1日あたりのアカウント価値を算出。12.45セントは、米国での平均的な1インプレッションあたりの広告料金。B方式で計算すると、有吉の1日当たりのアカウント価値は7541万3394円(表の順位、数値は各種発表資料を基に編集部が作成。データは3月22日現在。1ドル=102円で換算。以下同)

ツイッター社によると、ツイッターアカウントの価値は、「フォロワー数に加えて、リツイートによる拡散効果によっても、その価値は上がる」(セールスマーケティング担当の中村晃氏)ので、拡散しやすいネタを提供するのが、アカウントの価値を高める秘訣だ。同社広報担当の斉藤香氏は、この点で、フォロワー数トップの有吉は他のタレントやユーザーを巻き込み、相手の力も借りて盛り上げるのがうまいと見る。

ほかにも、5位の篠田麻里子は、楽屋裏での写真を多く発信し、レア感がファンに受けている。独自のタッチのイラストで人気の俳優・田辺誠一や、写真が趣味で、美しいロケ地の写真をファンが楽しみにしている俳優の時任三郎も、そこでしか見られないコンテンツを提供しており、ツイッターの使い方が上手な例だ。

ポップ界の世界的な歌姫ケイティ・ペリー。彼女のフォロワー数は5000万を超え、世界的なスターだけあり、日本の人気者より一ケタ多い。2位は男性ポップ界のスター、ジャスティン・ビーバー。互いにA方式換算だと月に120億円以上の価値があることに。B方式だと過去のツイート数がずば抜けたジャスティンが上
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