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3つ星スイーツ

まだ間に合う スーパーで買える至高の義理チョコ

2014/2/13

●ちなみに――バレンタインデーは大手小売店と共に拡大

バレンタインデーにチョコを贈る習慣が日本に広まった起源には諸説あるが、大手菓子メーカーが本格的に広告や販売促進を始めたのは1960年前後ともいわれている。今回、チョコを手軽に買える店として取り上げたスーパーの歴史にも同じ時期に大きな節目がある。1957年のダイエー1号店の開業だ。

後に「よい品をどんどん安く」のキャッチコピーで大型スーパーの先駆けとなっていくダイエー。1号店「主婦の店ダイエー薬局」は97平方メートルと小さかったが、その売り場には菓子も並んでいたという。手軽にお菓子を買えるスーパーが増えたことで、チョコレートでも次々とメガヒット商品が育っていく。

その後、すっかりバレンタインデーが定着したころ、小売りの現場には新しい節目がやってくる。74年、「セブン―イレブン」1号店が開いたのだ。当時、スーパーなど大型小売店の出店が規制されていたこともあり、小型のコンビニが店舗数を増やしていく。長時間営業するコンビニの拡大でバレンタインデーのチョコは前日や当日でも簡単に買えるようになった。

セブン―イレブンなどコンビニ大手はその後、多くのメーカーの新商品競争を促し、食品の品質を大幅に引き上げた。今回紹介したような大手メーカーのチョコがバラエティー豊かになり、その味も専門店と競えるレベルになった背景には、常に小売店の成長があったといえるだろう。(堀大介)

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●専門委員の横顔(五十音順)

下井美奈子さん

1973年生まれ。実家の母が菓子教室講師ということから、子どもの頃からスイーツの食べ歩きや菓子作りを行う。一般企業を退職した後、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」で料理・製菓の資格取得。またパリの製菓料理学校「ル・コルドン・ブルー」「ルノートル」で学び、2年間のロサンゼルス在住中にも各国の製菓・料理を習得。情報サイト「オールアバウト」では立ち上げの2001年から、スイーツガイドを担当。多数のメディアで洋菓子情報を紹介するほか、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーターも務める。共著に「TOKYO美食パラダイス」など。

下園昌江さん

1974年生まれ。大学卒業後、専門学校やパティスリーで製菓の技術や理論を学んでおり、製法にも詳しい。菓子の食べ歩き歴は15年。近年は特にフランス菓子に力を入れ、フランスを巡るツアーや焼き菓子を中心とした菓子教室も開催。監修本に「とびきりスイーツ見つけた!」。ウェブサイト「Sweet Cafe(スイートカフェ)」主宰。

平岩理緒さん

1975年生まれ。小学生のとき、訪れたデパートでスイーツの魅力に目覚める。大学卒業後、食品会社のマーケティングに携わる。2002年、テレビ東京の番組「TVチャンピオン」デパ地下選手権での優勝を機に、食の情報発信を本格化。退社後はフリーのフードコーディネーターとして活躍中。月に食べる菓子は100種類以上。和菓子店での勤務経験もあり、和、洋菓子全般に詳しい。著書に「アフター6のスイーツマニア」(マーブルトロン)。コミュニティーサイト「幸せのケーキ共和国」主宰。

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