カスタマイズしやすい3段レイアウト

頑丈さやスポーツでの使用感のほかに魅力を感じたのは、ウオッチフェースのカスタマイズ機能だ。テーマカラーを変えたりアナログ時計のデザインにしたりできる。特徴的なのは、デジタル時計(DIGITAL)のときに画面を上中下の3段に分けて、個別に表示項目を変えられることだ。

初期状態では上段が消費カロリー/歩数/心拍数、中段は時刻、下段は細かな消費カロリー/週間の統計になっている。これを、例えばバッテリー消費が気になるなら、上段だけバッテリー残量の表示に変えられる。

ほかにも例えば釣りをするなら、上段を気圧/フィッシングタイムや日の出・日の入り時刻に、下段にはタイドグラフを表示したりするといいだろう。登山をするなら上段に気圧/気圧グラフ、下段に高度/高度グラフを表示したりすると使いやすそうだ。さらに仕事中ならワールドタイム、時刻、予定の3つを並べるとビジネスウオッチのようになる。

オンに、オフに、そのときの活動内容やライフスタイルに合わせて表示内容を細かく組み合わせられるのは、自分が欲しい情報にすぐアクセスできるという点でも利便性が高い。

ウオッチフェースがデジタル時計(DIGITAL)のときは、画面を上中下の3段に分けて個別に表示項目を変えられる。初期状態では上段が消費カロリー/歩数/心拍数、中段は時刻、下段は細かな消費カロリー/週間の統計になっている
上段をバッテリー残量、中段を消費カロリー/歩数/心拍数、下段を時刻に変えてみた

GSW-H1000は頑丈で、多くのアクティビティーに対応し、ウオッチフェースをカスタマイズして必要な情報を組み合わせて表示できる、スポーツ好きのユーザーに適したスマートウオッチだ。Apple Watchシリーズよりも、米フィットビットや米ガーミンの製品が競合になるだろう。

公式オンラインストアの販売価格は8万8000円(税込み)でスマートウオッチとしては高額な製品だが、デザインや頑丈さを強みにG-SHOCKのファンでスマートウオッチに興味のある層を取り込めそうだ。

(フリーライター 湯浅英夫、写真 スタジオキャスパー)

[日経クロストレンド 2021年6月25日の記事を再構成]

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