シャオミのスマートウオッチ 5000円以下でも機能十分

日経PC21

スマートウオッチがもう少し安ければ使ってみたいのだが……。そう思っている人にお薦めなのが、中国の家電メーカー「シャオミ(Xiaomi)」の「Miスマートバンド5」だ(図1)。

図1 中国の家電メーカー「シャオミ(Xiaomi)」が手がけるスマートウオッチ「Miスマートバンド」の最新型。ディスプレーは1.1型の有機ELで、前モデルの0.95型に比べ若干縦に広がった。実売価格は4500円前後
●ディスプレー(解像度):1.1型有機EL(126×294ドット)●センサー:6軸センサー、PPG心拍数センサー●バッテリー駆動時間:14日間以上●本体サイズ:幅18.15×高さ46.95×厚さ12.45ミリ●重さ:11.9グラム

実売4000円台半ばながら、スマートウオッチでは基本となる歩数や消費カロリーの計測、心拍数の推移や睡眠時間、ワークアウトの記録、そしてスマホからの通知受信といった機能が備わる。本体は縦5センチほどの長細い形状で、専用のバンドに装着して使う仕組みだ(図2)。

一般的な四角い腕時計型ではなく、スマートバンドと呼ばれるタイプになる。スマートウオッチは、睡眠中を含めほぼ着けっぱなしになるため、本機のようなデザインだと装着感も良く、スマートウオッチ初心者にも使いやすいだろう。

図2 一般的なスマートウオッチよりも小型な本体を付属のバンドに取り付けて使う。前モデルはバンドから本体を取り出さないと充電できなかったが、今回の新型ではバンドに取り付けたまま充電できるようになった

ディスプレーは1.1型の有機EL。前モデルより若干だがサイズがアップした。専用アプリ経由でスマホとペアリングすると、スマホに届いた着信などの通知を受け取れるほか、時計表示の画面を変更できるようになる。図3のようにオリジナルの画面も作れた。新モデルでは心拍センサーの精度が向上した。心拍数が異常に高いと、利用者に通知する機能も搭載する(図4)。

図3 専用アプリ「Mi Fit」経由でスマホと連携。メールやLINEなどの新着通知を表示する(左)。また、時計の画面が65種類以上用意されているほか、右のように自分が撮影した写真を使ってオリジナルの画面も作れる
図4 本体背面に搭載する心拍センサーは、前モデルよりも最大50%精度が向上。安静時なのに心拍数が高いといった異常を検知すると、本体を振動させて教えてくれる機能もある

試しに1カ月ほど装着してみたが、健康管理目的なら十分。画面上の文字が少し小さいが、それ以外は不満はない。ストレスや健康改善の指標を推測できるのも興味深かった(図5図6)。

図5 スマートウオッチとして一般的な歩数や消費カロリー、睡眠時間などの計測機能を搭載し、スマホアプリのMi Fitで詳細を確認できる。歩数では歩いた時間と速さ、睡眠では昼寝など仮眠の時間も計測できる
図6 体重や活動量、心拍数などから、健康改善の目安となる指標「PAI(パイ)」スコアを算出。また心拍数変動データを基にストレスレベルも計算する

(ライター 原如宏)

[日経PC21 2021年5月号の記事を再構成]

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