長めの袖でゆったりシルエット パンツは同系色で

大阪市にある「VELISTA(ヴェリスタ)」のディレクター、鵜飼英隆氏にも話を聞いた。選んでくれたのは、UNFIL(アンフィル)の一着だ。

ニットを中心にベーシックかつ高品質なアイテムを手がける国内ブランドによる一着。毛足の長いオーガニックコットンのみを使用した生地は極上の肌触り。写真のグリーンストライプのほか、より淡い色合いのベージュストライプも展開している。 UNFIL / ORGANIC COTTON STRIPED SHORT SLEEVE POCKET TEE 1万3200円

「もともとニット専門のデザイナーだった方が手がけていることもあり、カットソーでありながら、ニットのような上品さが漂うのが魅力です。糸の一本一本にもこだわりを感じますね。長めの袖丈と、ややコンパクトな着丈のバランスも理想的です」

生地の上質感のせいか、リラックスしたシルエットにも関わらず、子供っぽく見えない。緑色とベージュの配色も落ち着いた雰囲気を演出する。鵜飼氏によると、夏らしく明るい色のボトムスとは特に相性がいいそうだ。

自然なドレープが生まれる、ゆったりしたシルエット
ボーダー幅が細いので遠目では無地のようにも見える。トップスとパンツを同系色でそろえるのがおすすめ

「太めのチノパンと合わせると、全体の色味に統一感が出ます。白のスニーカーを合わせて、足元を爽やかにまとめたいですね」

伝統のバスクシャツ 夏らしい「白・青」で爽やかに

「ボーダー柄の魅力はなんといっても爽やかさ。『海』や『夏』を連想させるアイテムです。その持ち味をより強調するのであれば、白か青を基調にした一着を選ぶのがおすすめです」

そう語るのは、東京都世田谷区の三軒茶屋にある「SEPTIS(セプティズ)」の白木凜太郎氏だ。フランスの老舗ブランド、Kanell(カネル)の「ボナパルト」というモデルを紹介してくれた。

1923年にフランスのブルターニュ地方で創業したブランドの一着。合計36本のボーダーは、英雄・ナポレオンの戦勝数とされる「36」にちなんでいる。洗濯機で洗っても縮みにくい点も支持される理由だ。 KANELL / "BONAPARTE" BOAT NECK BASQUE SHIRTS 1万4960円

「船乗りのために作られた『バスクシャツ』と呼ばれる一着です。コットン製のしっかりしたニット地は通気性に優れているため、今の季節でも快適です。一般的なバスクシャツは首周りが広く開いていることが多いですが、こちらは適度に詰まっているのが特徴です。体形や合わせるアイテムを気にせず、取り入れられますよ」

バスクシャツは90年代にも流行したアイテムだけに、店頭では30代や40代の反応が目立つそうだ。今あらためて着こなすには、どんなアイテムと合わせればいいのだろうか。

裾の部分にあしらわれたワッペンにも歴史を感じる
白木氏のおすすめは夏らしいカラーリングのホワイト×ブルー

「首周りの理想的な開き具合を生かして、無地のシャツと重ね着するのがおすすめですね。ボトムスにはグレーのウールパンツなど、ドレッシーなアイテムを合わせてみてはいかがでしょうか」

文:FACY編集部 山梨幸輝(https://facy.jp/)


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