【Technique 3】“ブラウジング”で脱おじさんに
腰回りをすっきりとさせ若々しく見せるのにタックインは有用だが、裾をパツパツにインするとお腹が目立って見苦しい見た目に。一度裾を入れてから、軽く溜まるように引き出すブラウジングが必要だ。ベルトもレザーのメッシュで洒落感をUP。 Tシャツ2万4000円/ザ・クロークルーム トウキョウ(ザ・クロークルーム トウキョウ)

【Technique 4】「上質タッチ」×2でドレスブースト
軽さと滑らかさを備えたジャケットに、細番手のコットンをシルキーに仕上げたTシャツで相乗効果を狙う。休日、洒落たレストランに出かける際にもおすすめだ。柔らかなドレープのシンクロでドレス感が倍増する。 Tシャツ1万5000円/クルチアーニ(ストラスブルゴ)

【Technique 5】“裏技ヘンリー”で襟元ニュアンスUP
■NIGEL CABOURN(ナイジェル・ケーボン)
襟元にボタンのあるヘンリーネックは、装いに程よいニュアンスを加えてくれる。その際、おすすめは肌着感が出ないダークカラーのものを。クルーネックとの重ね着で下からチラリとボタンを覗かせる上級テクも挑戦してほしい。 1万4000円(アウターリミッツ)

【Technique 6】同色アンサンブルで洒脱な大人に
Tシャツインの装いをシックに見せる最も手っ取り早い方法が、ダークカラーでの統一。ジャケットとのトーンを極力近づけミニマルにすることで、Tシャツ×ニットジャケットという寛ぎ感ある装いでも、品格の高さを示せる。 Tシャツ2万6000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、ジャケット7万2000円/キューキューイチ(ギア)

※表示価格は税抜きです。
撮影=武蔵俊介 スタイリング=土屋大樹 文=安岡将文
[MEN’S EX 2020年9月号の記事を再構成]
SUITS OF THE YEAR 2021
アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。