
ジャーナリストの津田大介氏が、興味のあるモノやサービスを取り上げる本連載。今回は、以前から愛用していたというG-SHOCKを手がけるカシオ計算機が、新たにリリースした「G-SQUAD GBD-H1000」をチェック。心拍数を測定する光学式センサーや全地球測位システム(GPS)機能をG-SHOCKシリーズとして初めて搭載したモデルで、津田氏が注目したのはSNS(交流サイト)やスマホアプリの通知機能。普段はApple Watchを使う津田氏が「スマートウオッチの代わりになるかもしれない」と期待して試用した。
G-SHOCKシリーズに通知機能を搭載
僕の同世代には、G-SHOCKを使っている人が多い。機能が豊富な上に手ごろな価格が人気の理由だ。自分自身も長年愛用していたが、最近はスマートウオッチの通知機能が便利でApple Watchを使っている。スマートウオッチ市場は、長らくApple Watch一人勝ちの状況が続いていて、なかなか対抗する製品が出てこない。僕も手放せなくなっているが、そんな中、G-SHOCKにSNSやアプリの通知機能が搭載されたと知り、一度試してみたくなった。
「G-SQUAD GBD-H1000」は、G-SHOCKシリーズとして初めて心拍数が測定できる光学式センサーやGPS機能を搭載し、ランニングやトレーニングなどのワークアウトを行う上でも役に立つ。もちろん耐衝撃や20気圧の防水性能も備えていて、アウトドアでも活躍する。
僕が気になっていたG-SQUADの通知機能だが、GmailやFacebookのメッセンジャー、フリマアプリのメルカリなど、普段使っているSNSやアプリの通知が一通り受け取れて結構役に立つ。振動でも知らせてくれるので、見逃す心配はまずない。通知を受けてから30秒ほどその内容が表示され、視認性も良い。