ブライトリングCEOイチ押し 新生「クロノマット」

2020/5/18
筒状のコマが連なった、ビンテージ感のあるルーローブレスレットが復活した新生「クロノマット」
筒状のコマが連なった、ビンテージ感のあるルーローブレスレットが復活した新生「クロノマット」

スイスのブライトリングは主力の「クロノマット」や「ナビタイマー」で新作を相次ぎ投入した。クロノマットは1980年代モデルで採用したルーローブレスレットを復活させた洗練されたデザインで、「幅広いシーンに対応する時計」をアピール。ナビタイマーでは初めて女性用を発売し、活動的な女性顧客を獲得する考え。新作発表に合わせて日本のメディアとのインタビューに応じたジョージ・カーン最高経営責任者(CEO)は「基幹コレクションの機能と美しさを一段と磨き、コンテンポラリーで身近なラグジュアリーブランドを目指す」と話した。




パイロット向けから発展

日本市場でのブライトリングの売り上げの25%を占める主力商品が「クロノマット」だ。83年にイタリア空軍飛行チーム、フレッチェ・トリコローリのために開発し、84年に市販された。当時はパイロットのための腕時計はまだ珍しく、クロノマットはブライトリングが世界的なブランドへと飛躍するきっかけともなった。

クロノマット B01 42 ケース:直径42mm スチール&18Kレッドゴールド 防水200m 駆動装置:自動巻きブライトリング01、パワーリザーブ約70時間 価格:144万1000円
クロノマット B01 42 ジャパン エディション ケース:直径42mm スチール 防水200m 駆動装置:自動巻きブライトリング01、パワーリザーブ約70時間 価格:97万9000円

新作は80年代のモデルをベースにデザインを刷新した。最大の特徴は筒状のコマが連なったルーローブレスレットを復活させたこと。ビンテージ感があるシックな印象に生まれ変わった。装着感にこだわり、横から見るとフラットなケースの横にブレスレットがまっすぐ落ちるように設計した。80年代モデルに搭載されていたライダータブも採用した。自社開発ムーブメント、キャリバー01を搭載する。

ダイヤルはシルバー、カッパー、ブルーのほか、日本限定の黒ダイヤルや高級感あふれる18Kレッドゴールドもそろう。「機能性がありジーンズにもスーツにもタキシードにも合う。美しい部分をリバイバルさせてオールパーパスウオッチとしての位置付けを明確にした」(カーンCEO)という。並々ならぬ時間を費やした新作の仕上がりには満足しているという。「各国のメディアから、『もし無人島に行くときに1つブライトリングの時計を持っていくとしたら、何を選ぶか』とよく質問される。以前は答えに迷ったが、いまは喜んで、クロノマットだと言うことができる」

ブライトリングのジョージ・カーンCEO

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