液晶ディスプレー、24型も1万円台 お買い得機種は

日経PC21

デスクトップパソコンでの利用はもちろん、ノートでもサブディスプレーとしてつなぐと快適な液晶ディスプレー。最近は24型クラスが1万円台から手に入る。売れ筋は上の3製品で、いずれも23.8型のフルHD(1920×1080ドット)仕様。同クラスでは低価格帯の製品だ。それでも入力性能や画面の視認性は十分。映像入力は3製品ともアナログRGBとHDMIに対応する。

画面サイズ別の価格帯を示した。売れ筋は23.8型で、人気は1万円台のフルHD仕様だ。24型前後でも、上位機には4K(3840×2160ドット)解像度やUSB PD(USB端子からの給電)に対応するものがある。27型もほぼ同じ価格帯から選べ、30型以上は4K対応が増える
3製品の映像入力端子を比較。アナログRGB(D-SUB )とHDMIはどの製品も搭載し、通常の用途では困らない。DIOSLDH241DBは、HDMIがほかの端子と別の位置にある

視野角は上下左右178度で横並び。110度ほどの角度から見ても差を感じなかった。ただし色合いには若干の違いも。

DIOS-LDH241DBはIPS 方式の技術を使ったADSパネルを採用。赤系の色味が鮮やかだが、髪の毛など黒い部分はやや潰れ気味に見える
ほかの2製品はIPSパネルで、黒つぶれは少ないが、色はやや青みがかっているような印象。斜め横からの見やすさはほぼ横並びだ

アイ・オー・データ機器の「DIOS-LDH241DB」は赤や黄の色合いが鮮やかで、やや黒が潰れ気味。ほかの2製品は、これに比べるとやや青みがかっている印象だ。

外観は、ベンキューの「GW2480T」だけが今風の「狭額縁」設計。高さや角度などを調節する機構や、部屋の明るさに合わせて輝度を調節する機能、ブルーライトをカットする機能まであるのもGW2480Tのみだ。

3製品の中で大きな違いが出たのは、本体の調節機能。チルトは全モデル対応するが、上下の高さを調節でき、左右に向きを動かせるのは「GW2480T」のみだ。画面を縦長の向きに設置(ピボット)できるのもこの製品だけ。ディスプレー部を動かすときも安定感がある
GW2480Tと「K242HYLbmid」は、ブルーライトカットなどの目に優しい機能を搭載。特にGW2480Tは、子供向けを打ち出しているだけあり、ちらつき防止や周辺光量に合わせた輝度の自動調節なども可能だ

GW2480Tは3製品の中では一番高額だが、それに見合う満足感がある。もしあと1万円以上予算を増やせるなら、USB PDや4K解像度に対応する製品を狙いたい。USB PDに対応するUSBタイプC端子を備えるディスプレイなら、この端子からパソコンやスマホを充電することも可能だ。

映像入力とUSB PDに対応したUSBタイプC端子を搭載(上)。対応するパソコンなら、ケーブル1本を接続するだけで、映像の表示とパソコンの充電が可能だ(下)
23.8型ながら4Kに対応した高精細モデル(上)。4KとフルHDの解像度を比較すると、情報量の差は圧倒的だ(下)。ただし文字も小さくなるため、写真や動画の視聴・編集に向いている

[日経PC21 2020年1月号掲載記事を再構成]