普遍の価値を示すようでいて、ライフスタイルとともに少しずつ変化する「本格靴」の顔ぶれ。紳士に相応しい名靴を2019年の視点で再考し、網羅する。不動の定番、名門の新機軸、注目の新鋭……etc.これを見れば、“今”な本格靴の全体像が見えるはずだ。
■BERLUTI/ベルルッティ
巨匠アンディ・ウォーホルの注文によって生まれたモデル。手染めによる秘伝のパティーヌもブランドのアイコンだ。 26万5000円(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
■EDWARD GREEN/エドワード グリーン
ストレートチップの超名作「チェルシー」。ラウンドトウの完成形と言われるラスト「202」は、クラシックスーツに最高の相性だ。 15万9000円(エドワード グリーン 銀座店)
■JOHN LOBB/ジョンロブ
小ぶりな穴飾りが上品な「フィリップII」。上級シリーズである「プレステージライン」に属し、ベヴェルドウエストなど仕立て靴の技が宿る。 24万円(ジョン ロブ ジャパン)
■TRICKER’S/トリッカーズ
ブランドを象徴するカントリーブーツ。質実剛健を極めた一足で、タフに履き倒すほど深まる武骨な味わいが魅力。独特のブラウンもここならでは。 8万円(トリッカーズ青山店)
■CROCKETT & JONES/クロケット&ジョーンズ
タッセルローファーブームを巻き起こした金字塔「キャベンディッシュ3」。日本人の足型に合わせたラスト「375」もポイント。 6万9000円(グリフィンインターナショナル)