フランスの高級時計ブランド「ベル&ロス」。1992年の設立ながら、航空機の計器に着想をえた個性的なデザインなどで高い評価を獲得している。共同創業者でクリエイティブ・ディレクターのブルーノ・ベラミッシュ氏に聞いた。
――2019年の新作の特徴を教えてください。
「『BR 03-92 MA-1』は伝説的なフライトジャケット『MA1』をモチーフにしました。私たちのブランドを象徴する四角いケースにはマットカーキのセラミックを採用、文字盤(ダイヤル)のインデックス(時刻を表示する目盛り)はオレンジ色の夜光塗料でコーティングしました。ストラップはカーキとオレンジのリバーシブル仕様としました」
「『BR 03-92 バイ コンパス』はダイヤル外周に分表示を、その内側にブルーグリーンのインデックスで時間表示を配置しました。通常の時針に代わり、ダイヤル中央の三角のマークが回転して時間を指し示すグラフィカルなデザインが特徴的です」
「『BR 03-92 ダイバー グリーン ブロンズ』は本格的なダイバーズウオッチです。ケースは経年変化により風合いを増すブロンズ製とし、ダイヤルとベゼルにはカーキ色を採用しました」