「ひと目で分かる個性が強み」 仏ベル&ロス創業者

2019/7/14

「協力企業から提案される素材や新しい技術も発想の源になります。これまでのトレンドを見ながら、インスピレーションを感じて新しいものをつくり出すことが自分の仕事だと思っています。いいアイデアを取り込んで、きちんと売れるデザインが、やはり良いデザインだと考えています」

「日本という国もとても面白いと思っています。日本のカルチャーが持っているデザイン、細部を突き詰めていくところ、完璧主義は自分のデザイナーという仕事においても、とても興味深いところです」

「デザイナーとして日本はとても興味深い国」と話す。この日のインナーは「日の丸」を意識した

――今後の課題は何ですか。

「さらに多くの顧客にリーチしていくこと、そのための商品をつくり出すことです。私たちの角型ケースの時計はターゲットが絞られます。しかし、丸型となるとほかのブランドと違いを打ち出すことが難しいとを感じています。私たちの時計であることがひと目で分かってもらえるものでありながら、より多くの顧客に選んでいただけるものをつくっていきたいと考えています」

――1980年代から2000年前後に生まれたミレニアル世代は機械式時計への関心が薄いとされます。どのように攻略しますか。

「米アップルの『アップルウオッチ』に代表されるスマートウオッチ人気ですとか、機械式腕時計が道具から装飾品へと位置づけが変わってきたという動きがありますが、若い人の関心が薄れてきたとは思っていませんし、今後も薄れていくことはないと思っています」

(聞き手は平片均也)

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