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ラーメン官僚 オススメの一杯

ピザソバって何 ラーメンの都、東京・新宿に新店続々

2019/6/21

「魚と豚と黒三兵」の「魚豚骨ラーメン」

魚と豚と黒三兵(さかなとぶたとくろさんぺい)

<店主は大阪の実力店で修業。関西仕込みのだし感豊かな1杯>

続いて紹介するのは、5月にオープンした「魚と豚と黒三兵」。

店舗の場所は都営大江戸線西新宿五丁目駅から徒歩10分弱。新宿西口周辺の騒々しさを離れた閑静な路地沿いにたたずむ、漆黒の外観がセンスを感じさせる。

店主は食の都大阪を代表する実力店のひとつ「サバ6製麺所」などで修業を重ねた後、満を持して独立した。なお、屋号にもなっている「黒三兵(くろさんぺい)」とは、「三羽がらす」という意味合いを持つ証券用語。開業するに当たり、黒い服を着た3人の有志が独立し、同店のスタッフとなったことから名付けられたものだ。

路地沿いにたたずむ漆黒の外観

新宿エリアの店の中では必ずしも有利な立地ではなく、かつ開業直後であるにもかかわらず、修業先がビッグネームであることも後押しして、オープン早々、評判が更なる評判を呼ぶ好循環へと突入している。私が足を運んだ時にも、間断なく客が来訪していて、上々の滑り出しをうかがわせた。

同店では現在、「魚豚骨ラーメン」「魚出汁ラーメン」「魚つけ麺」の3種類の麺メニューを提供しているが、私のおススメは、メニューリストの筆頭を飾る「魚豚骨ラーメン」。

濃密な豚骨のコク&風味を巧みに引き立てる、魚介だしの存在感がクッキリと際立つ1杯。カエシ(タレ)のうま味も上質で非の打ち所がない。このカエシのけん引力のみに頼らず、だしの引きの強さも十二分に活用する「関西仕込み」の仕様で、関東の他店の同系統ラーメンとの差別化を図る役割を担っている。

都内に居ながらにして関西圏の味が堪能できる、貴重な1軒だ。

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