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ビールも抹茶味 東京・御茶ノ水に「お茶レストラン」

「抹茶ビール」のほか、「ほうじ茶黒ビール」「和紅茶ビール」など、お茶ビールの種類は豊富で、飲み放題ではこれらが全部味わえる

ここでお茶の基本をおさらいしておこう。抹茶、煎茶、ほうじ茶、番茶、紅茶はどう違うのだろうか。これはもともと、同じ茶葉から作られる。だが、茶葉の製造方法によってできあがるお茶の種類が変わる。

抹茶は日光を一定期間遮ることでうま味を増した茶葉を粉砕して、お湯にとかして丸ごと飲むもの。最もポピュラーな煎茶は加熱時間の違いによって煎茶と深蒸し煎茶に分かれる。ほうじ茶はほうじ器で焙煎した香ばしいお茶。番茶は新芽が伸びて硬くなった茶や古葉、茎などを原料として製造した茶。こうした緑茶は、茶葉を発酵させないでつくる。一方、同じ茶葉でも、半分発酵させるとウーロン茶、完全発酵させると紅茶になるのだ。なお、同店の和紅茶は、製法は紅茶と同じだが、日本産の茶葉を使っている。

同店には飲むお茶だけでなく、お茶を使った酒や、食べるお茶料理、お茶スイーツと珍しいメニューがそろう。夜はもちろん、お茶を使った酒を楽しみたい。今のこの時期、「抹茶ビアガーデン」が開催中(19年6月1日から9月30日、飲み放題2時間制、3500円・税込み)で、「抹茶ビール」(単品790円・税込み)を味わってほしい。

「抹茶ビール」は抹茶とビールをあわせたビアカクテルで、昨年の「抹茶ビアガーデン」開催中に約7000杯も注文されたそう。茶葉の苦味とビールの苦味でものすごく苦いのでは思ってしまうがそんなことはなく、不思議とまろやかな飲み口だ。しかも緑色の見た目がインパクト大。14年度の初登場後は、「抹茶ビール」がSNS(交流サイト)の注目ワードに挙がった日もあった。

昨年の「抹茶ビアガーデン」では「抹茶ビール」が約7000杯売れた

さらに注目したいのが、今年初登場の新顔「抹茶ハイボール」(単品650円・税込み)。抹茶をウイスキーと炭酸水で割ったハイボールに、レモンを添えた爽やかで飲みやすい一品だ。見た目は青汁のように苦そうだが、だまされたと思って飲んでみてほしい。宇治抹茶のすっきりとした苦みと、ウイスキーの重厚なコクが調和して、抹茶の香りがどことなくフローラルな印象を残す。新感覚の和のハイボールだ。一方、ほうじ茶と黒ビールのみを混ぜたシンプルな「ほうじ茶黒ビール」(単品790円・税込み)は香ばしさとどっしりとした重さがある。こちらはどちらかというと飲みの終盤によさそうだ。

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