新1万円札の渋沢栄一に学ぶ「論語と算盤」
渋沢栄一像=PIXTA
政府・日銀が1000円、5000円、1万円の各紙幣を一新します。2004年以来の刷新で、1万円札に採用されるのは渋沢栄一(1840~1931年)の肖像画となります。「日本の資本主義の父」と評される渋沢栄一については、キャリアサイト「出世ナビ」でもたびたび取り上げてきました。
玄孫でコモンズ投信会長の渋沢健さんには、「渋沢栄一の玄孫がMBAでつかんだ2つの大切なこと」「改めて現代に響く高祖父渋沢栄一の言葉」と題して、渋沢栄一の唱えた「倫理と利益の両立」について、自らの人生と重ねて語ってもらいました。
渋沢健さんが高祖父の言葉を読み解いた著書「渋沢栄一 100の金言」については、書評『働く力が湧く 「資本主義の父」の言葉 』でも紹介しました。渋沢栄一の著書「現代語訳 論語と算盤(そろばん)」は必読の1冊といえそうです。
経営論の名著を紹介する連載コラム「経営書を読む」では、コーン・フェリー・ヘイグループ社長の高野研一氏が「倫理の死角」(マックス・ベイザーマンら著)を取り上げる中で、渋沢栄一の「論語と算盤」について重ねて言及、現代に通じるその思想の普遍性を説きました。
渋沢栄一の思想はなぜ今なお注目されるのか。この機会にぜひお読みください。
※情報は記事初出時のものです。
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