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尻ポケットでもかさばらない 極薄2つ折り財布3選

特集 愛用者が急増 タイプ別ミニ財布(上)

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NIKKEI STYLE

最近、長財布に代わる勢いで急速に人気が高まっているミニ財布。電子マネーを上手に利用しながら、紙幣も小銭も最低限ですませたいという人たちに支持されている。同時にビジネスリュックの流行で、カバンの中にしまうのではなく身につけておける財布を求めるニーズが増えていることも人気の理由だろう。実際にビジネスリュックを使っている人なら、背中のリュックから財布を取り出すのに手間取ったという経験はきっと持っているはずだ。

そこで今回の特集では、ミニ財布をタイプごとに分けて紹介していく。最初に取り上げるのは「極薄の2つ折り財布」。札を折り畳まず入れられて、小銭もカードも収納できるので、一般的な2つ折り財布と同様に使える点が魅力だ。極薄設計だからパンツの後ろポケットに入れてもかさばらない。ジャケットの内ポケットにもスッと入れられる。

L字ファスナーなのに薄型で大きく開く

コンパクトな革小物を展開するcom-ono(コムォノ)の2つ折り財布は、お金やカードを紛失しにくいL字ファスナー仕様で14mmの薄型設計。一般的なL字ファスナー財布は2辺が縫い合わされていて、札は折り畳んで入れる場合がほとんどだが、この財布は全面が開くように作られているため、札も手早く入れられる。

財布を開くと、内装にコインポケットとカードスリットがあり、通常の2つ折りと同じように使える点が魅力。カードは6枚、コインは15枚、札も15枚程度を収納可能。それでいて薄型を実現するため、カード段を上部に設置し、コインとの干渉を極力さけるように設計されているなど工夫を凝らした作りが見られる。薄さはもちろん、使いやすさと収納力も最大限に追求したL字ファスナー財布といえるだろう。

表革には、イタリアのトスカーナ地方で作られているドラーロというレザーを使用。シボが上品な印象を与え、またキズがついても目立ちにくい点もうれしい。内革はブッテーロレザーを使用しているので、財布を開いた状態も高級感がある。

「2018年6月の発売当初よりも、現在のほうが売り上げがいい。ミニ財布の注目度は日に日に増している」と話すのは、com-ono企画部、川鍋基樹氏。メイン財布として購入する人が多く、「便利で使いやすいので他の財布に戻れない」という声も聞くという。

薄さ・使いやすさはもちろん軽さも追求

現在のミニ財布ブームがくる前の12年9月に登場したのが「AirWallet」。「春や夏など軽装時に大きい財布を持つのが不便と感じ、ポケットに収まりがいい『軽量かつ薄い』財布を作りたいと考えた」と話すのは、ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ広報担当の川本知子氏。

まだミニ財布が少なかった当時、「コンパクト化により使い方が変則的で違和感のある財布に疑問を感じていた」(川本氏)ことから、通常の2つ折り財布と同様に使えて、ポケットに入れてもかさばらない「AirWallet」を製作したという。

今回紹介するオイルレザーモデルは、イタリアの植物タンニンなめしの牛革に、牛脚油をたっぷり含ませており、使うほどに味わいが増す。全ての工程を日本国内で製作し、13mmという薄さに加えて48gという軽さに仕上げた。ポケットに入れていることを忘れてしまうほど薄くて軽いが、札・小銭・カードが入るオールインワン仕様で使い勝手もいい。

コインポケットに弧を描くファスナーを採用することで、小銭の取り出しやすさと薄さを実現した。紙幣の取り出しやすさを考慮し、札入れの左側を開放。中央のセンターホールは軽量化と財布を薄く折り畳む機能を兼ね備えているという。

「AirWalletはリピーターの方も多く、全革種を合わせた販売総数は1万個を超える」(川本氏)。また、購買の男女比率は8対2だが、最近は女性の購入者も増えているという。

収納物や革同士の重なりを抑えて極薄に

ミニ財布の先駆けとして有名なアブラサスの「薄い財布」。ポケットに入れたときの快適さと財布の厚みの関係に着目し、札・小銭・カードをすべて収納しても使いやすい財布を目指して09年に開発された。

商品名に恥じない極薄設計で、未収納時の厚さはわずか7mm。さらに札とカードを5枚ずつ、小銭を5枚入れた状態でも13mmという驚きの薄さを実現している。

財布を折り畳んだ際に、小銭とカードが平行に並ぶようにそれぞれのスペースを配置。また革同士が重なる部分を減らし、できるだけ一枚革で構成することで薄く仕上げている。コインポケットの形状は特徴的だが、浅い作りで小銭が一列に並ぶため見やすく取り出しやすい。コイン収納枚数は15枚で、これはきちんと小銭を使っていると超えない額・999円分を想定したものだという。紙幣15枚、カード5枚、そしてカギが入る隠しポケットまで搭載し、十分な収納力を持つ。

使用している革は、傷が目立ちにくく、高級感のあるエンボス加工を施した国産牛革。カラーバリエーションも豊富で16色から好みのカラーを選べる。

「ミニ財布の人気に伴い、売り上げは年々伸びている」というのは、アブラサスを展開するバリューイノベーションのデザイナー、南和繁氏。もともとガジェット好きの30~50代男性が主な購買層だったが、最近は幅広い年齢層に支持されており、10~20代の女性ユーザーも増えているという。

特集 愛用者が急増 タイプ別ミニ財布
 尻ポケットに入れても邪魔じゃない 極薄2つ折り財布
 大容量のミニ財布、小さくても小銭やカードはしっかり
 まるでキーケース 極小3つ折り財布はお札畳まず収納

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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