尻ポケットでもかさばらない 極薄2つ折り財布3選特集 愛用者が急増 タイプ別ミニ財布(上)

財布の主役は長財布からミニ財布に移りつつある。今回は極薄の2つ折り財布を紹介する
財布の主役は長財布からミニ財布に移りつつある。今回は極薄の2つ折り財布を紹介する

最近、長財布に代わる勢いで急速に人気が高まっているミニ財布。電子マネーを上手に利用しながら、紙幣も小銭も最低限ですませたいという人たちに支持されている。同時にビジネスリュックの流行で、カバンの中にしまうのではなく身につけておける財布を求めるニーズが増えていることも人気の理由だろう。実際にビジネスリュックを使っている人なら、背中のリュックから財布を取り出すのに手間取ったという経験はきっと持っているはずだ。

そこで今回の特集では、ミニ財布をタイプごとに分けて紹介していく。最初に取り上げるのは「極薄の2つ折り財布」。札を折り畳まず入れられて、小銭もカードも収納できるので、一般的な2つ折り財布と同様に使える点が魅力だ。極薄設計だからパンツの後ろポケットに入れてもかさばらない。ジャケットの内ポケットにもスッと入れられる。

L字ファスナーなのに薄型で大きく開く

com-ono「SLIM-002」(各1万5000円、税別※以下同) サイズ:幅97×高さ90×厚さ14mm

コンパクトな革小物を展開するcom-ono(コムォノ)の2つ折り財布は、お金やカードを紛失しにくいL字ファスナー仕様で14mmの薄型設計。一般的なL字ファスナー財布は2辺が縫い合わされていて、札は折り畳んで入れる場合がほとんどだが、この財布は全面が開くように作られているため、札も手早く入れられる。

財布を開くと、内装にコインポケットとカードスリットがあり、通常の2つ折りと同じように使える点が魅力。カードは6枚、コインは15枚、札も15枚程度を収納可能。それでいて薄型を実現するため、カード段を上部に設置し、コインとの干渉を極力さけるように設計されているなど工夫を凝らした作りが見られる。薄さはもちろん、使いやすさと収納力も最大限に追求したL字ファスナー財布といえるだろう。

表革には、イタリアのトスカーナ地方で作られているドラーロというレザーを使用。シボが上品な印象を与え、またキズがついても目立ちにくい点もうれしい。内革はブッテーロレザーを使用しているので、財布を開いた状態も高級感がある。

「2018年6月の発売当初よりも、現在のほうが売り上げがいい。ミニ財布の注目度は日に日に増している」と話すのは、com-ono企画部、川鍋基樹氏。メイン財布として購入する人が多く、「便利で使いやすいので他の財布に戻れない」という声も聞くという。

大きく開くL字ファスナー財布は珍しい。使い勝手は抜群だ

薄さ・使いやすさはもちろん軽さも追求

ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ「AirWallet italian oil leather」(1万7000円) サイズ:幅92×高さ102×厚さ13mm

現在のミニ財布ブームがくる前の12年9月に登場したのが「AirWallet」。「春や夏など軽装時に大きい財布を持つのが不便と感じ、ポケットに収まりがいい『軽量かつ薄い』財布を作りたいと考えた」と話すのは、ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ広報担当の川本知子氏。

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