アウトプットこそ成長の源泉 精神科医が説く仕事術三省堂書店有楽町店

コミュニケーションの基本といったレベルから「速く入力する」「気付きをメモする」といったスキルレベル、「眠る」「時間管理する」「運動する」といった生活習慣レベルまで、「大全」というだけあって過不足なくアウトプットに伴う様々な側面をとりあげている。

「8月の刊行からそこそこ売れてきたが、10月以降まとまった冊数が入って売り上げが伸びた。精神科医の著作で説得力があるところが比較的若めの読者に受けているのかも」と、ビジネス書を担当する同店主任の岡崎史子さんは話す。中小の版元の場合、なかなか一気に増刷とはいかず、発売からしばらくたったタイミングでまとまって売れ出すというパターンがあるようだ。

ホリエモンや落合陽一氏の本が上位に

それでは、先週のベスト5を見ていこう。

(1)世代間ギャップに勝つ ゆとり社員&シニア人材マネジメント西村直哉、江波戸赳夫著(幻冬舎)
(2)1分で話せ 伊藤羊一著(SBクリエイティブ)
(3)バカとつき合うな堀江貴文、西野亮廣著(徳間書店)
(4)学びを結果に変える アウトプット大全樺沢紫苑著(サンクチュアリ出版)
(5)ニッポン2021-2050落合陽一、猪瀬直樹著(KADOKAWA)

(三省堂書店有楽町店、2018年11月12~18日)

1位は人材育成コンサルタントによる、ゆとり世代の社員やシニア人材の活用の要諦を説いた本。2位には、ヤフーアカデミア学長の著者が伝え方を説いた本が入った。刊行は3月で息長く売れている。3位はホリエモンこと堀江貴文氏と絵本やビジネス書でヒットを飛ばしたお笑い芸人との共著。ネガティブな「バカ」という言葉をキーワードにもっと自由に生きていいと若いビジネスパーソンの背中を押す中身だ。4位に今回紹介したアウトプットの本。5位には、前回紹介した落合陽一氏と猪瀬直樹氏の共著が入った。

(水柿武志)

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