――やはり店頭でもスニーカーの注目度は高いですか。

「着実に高まっています。恵比寿という土地柄、30歳代から50歳代が顧客の中心なのですが、その層の厚みが徐々に増してきたと感じますね。実際にはレアなモデルや他の店舗では売ってなさそうなカラーを求めている人が多いです」

――歩きやすさ、疲れにくさなどの機能性への関心はどうでしょう。

「すでにスニーカーを選ぶ際の前提となっているようですね。ただ、詳しく説明を聞けば『そんな機能もあったのか』と驚くところもあるようです」

重くなりがちなボトムスの丈はワンクッション未満に抑える

――今回のコーディネートでニューバランス「990 v4」を選んだ理由は。

「やはりビジネスマンは長時間、歩くこともあるじゃないですか。となると、地面と直接接地するソールはもちろん、アッパーもそれと同じくらい大事なんです」

「歩くということは、それ自体、足がブレることでもあります。それが疲れの原因になってしまう。だからアッパーでブレを防ぐ必要があるのです。その点、990 v4は文字通り最新のv4(バージョン4)なので、これまでにないホールド感を味わえます。これはニューバランスの990番台の中でも随一です」

■快適性は欠かせない

――ビジネスシーンにおけるスニーカーの要件として「アッパーの素材はレザー」とよく聞きます。990 v4はメッシュとスエードの組み合わせです。

「レザーは高級感があってビジネスに馴染みやすいですよね。スエードもそのひとつでしょう。ただアッパー全体を覆っている必要はなく、メッシュとのコンビでも高級感を醸すこともできます。メッシュは通気性や放熱性を高めてくれますから、通勤用のスニーカーとして最適です」

メッシュとスエードを組み合わせたニューバランス990 v4(3万240円)

――スニーカーを選ぶのであれば、快適性は求めたいですね。

「そうですね。最近はビジネスシーンでも使えるプレミアムスニーカーが続々と登場しています。今後もそのような多種多様なスニーカーが出てくるのを期待したいです」

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文:FACY編集部 溝口駿介(https://facy.jp/) 写真:長井太一

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