3位のビートたけしは4ランクアップ。17年は監督・主演の映画『アウトレイジ 最終章』が興行収入15億円を突破し、シリーズ最大のヒットを記録した。映画監督として結果を残したほか、自身初の純愛小説『アナログ』を上梓。18年3月には自らが設立したオフィス北野から退社するなど、めまぐるしい変化の中にあるが、これが今後の見え方にどう影響するか。

「-」は昨年20位圏外

初登場組はクセが強いキャラ

初登場はNON STYLE、秋山竜次(ロバート)、みやぞん(ANZEN漫才)、小籔千豊、ノブ(千鳥)、ミキの6組。ひとくくりにできない個性の持ち主たちは、「キャラクターが好き」という理由で支持されている。

NON STYLEは謹慎していた井上が17年に復帰。周囲の温かい支えもあり、逆境を跳ね返した。

秋山は変幻自在にキャラになりきる『クリエイターズ・ファイル』、みやぞんは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で世界各国に赴いてスゴ技を習得する企画が人気。どちらも企画内容と本人のポテンシャルが合致したことで意外性のある笑いが生まれ、支持拡大につながったと考えられる。

また、小籔やノブのようにアドリブに強く、飾らずに自分の声を届けるタイプが支持される傾向も見られる。「好きな芸人」は、代えの効かないオリジナリティーがあることに加えて、そのキャラクターが愛されるかどうかが鍵を握っている。

調査概要:現在活躍しているお笑い芸人の人気度を測る世論調査を実施
質問項目:編集部がピックアップしたお笑い芸人293組を対象に、「一番好きな芸人」「一番嫌いな芸人」「2017年にブレイクしたと思う芸人」「2018年に消えると思う芸人」の4項目について当てはまる芸人をそれぞれ1組選択。併せて、その理由も各設問の選択肢(5項目)からいくつでも選んでもらった。
調査方法:インターネット調査 
調査期間:2018年3月7~21日
回答者:日経BPコンサルティング調査モニターより1000人が回答。ウエイトバック集計。男女比は半々。25~34歳:28%、35~44歳:37%、45~54歳:35%

(ライター 遠藤敏文、木村尚恵)

[日経エンタテインメント! 2018年7月号の記事を再構成]