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ハイキングにおすすめの高原

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湿原・花の表情 楽しむ

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暑い日が多い今年の夏。高原に出かけ、涼しい風が吹き抜けるなか、雄大な景色を眺めるのも楽しそうだ。家族でハイキングするのにおすすめの高原を専門家に選んでもらった。

820ポイント
尾瀬ケ原(群馬県片品村・福島県檜枝岐村)
 2000メートル級の山々に囲まれた標高1400メートル前後の盆地。本州最大の湿原のほか、滝や沼なども楽しめる。900種類を超える植物があり、夏は背の低い高山植物を観察しながら散策できる。8月はユリ科のキンコウカの黄色い花が咲き広がるエリアも。9月下旬には湿原の植物が色づき、全体が見事な草紅葉になる。日帰りでは、各時期の花がほとんど咲く研究見本園を歩くのも手。
 「植生や環境の管理、歩くルートも整備されているため、初めてハイキングをする人におすすめ」(吉田宗重さん)、「花に囲まれ、山を仰ぎ見ながら木道を歩けば、さわやかな気分このうえない」(山本豊さん) 電話027・220・4431(尾瀬保護財団)
470ポイント
磐梯高原(福島県北塩原村・猪苗代町・磐梯町)
 会津磐梯山が噴火して誕生。北側は裏磐梯とも呼ばれる。標高は800メートル前後で、有名な五色沼の湖沼群をはじめ、噴火による大小300を超す湖や沼があり、水質や日差しの加減で沼の色が変化する。初心者には五色沼を巡る約1時間10分のコースがおすすめで、高低差が少なく歩きやすい。温泉水から作る会津山塩を使ったラーメンやジェラートを食べる楽しみも。
 「つり橋や滝などもあり、変化に富んでいる」(稲葉教之さん)、「湖沼ごとの水の色が神秘的」(山本さん) 電話0241・32・2349(裏磐梯観光協会)
365ポイント
大雪高原(北海道上川町)
 黒岳や旭岳など大雪山系の2000メートル級の山々に抱かれた高原。日本最大の国立公園の中にあり、点在する沼巡りや高山植物の観察、登山などが楽しめる。9月には紅葉も。
 初心者におすすめなのは黒岳。ふもとの層雲峡温泉街からロープウエーとリフトで7合目まで上れ、そこから1時間30分ほどで頂上に着き「景観もよく登った達成感もある」(吉田さん)。「湿地帯の湖沼巡りも家族向け」(深見賢一さん)で、標高1300メートル前後にあり、層雲峡から車で約30分の登山口から約3時間で1周できる。 電話01658・2・1811(層雲峡観光協会)
345ポイント
上高地(長野県松本市)
 3000メートル級の山が連なる北アルプスの間にある標高1500メートル前後の谷地。梓川、大正池などの美しい水と雄大な山岳風景を楽しめる。上高地を象徴するつり橋、河童橋から田代橋を通り大正池までは約1時間。「梓川付近は遊歩道があり、のんびり歩ける」(宇田川敦史さん) 電話0263・95・2433(上高地インフォメーションセンター)
265ポイント
栂池(つがいけ)高原(長野県小谷村)
 北アルプス北部の白馬山ろくにある。高原を代表する栂池自然園は標高約2000メートルに湿原が広がり、高山植物が豊富。白い綿毛をつけるワタスゲが8月中旬ごろ見ごろに。冷風が吹き出す風穴、冷たいせせらぎも。1周約3時間30分。「植物はもちろん、白馬連峰の大展望もおすすめ」(吉田さん) 電話0261・83・2515(栂池高原観光協会)
260ポイント
弥陀(みだ)ケ原高原(富山県立山町)
 北アルプス西部の立山のふもとにある東西に長い高原。標高2000メートル近い湿原では、点在する無数の水たまりの周りの木道を歩きながら、植物やトンボ、チョウなどを観察できる。手軽な内回りコースは約40分。「雄大な立山、大日岳連峰を眺めながら花畑巡りができる」(尾形好雄さん) 電話076・462・9971(立山町役場)
255ポイント
乗鞍高原(長野県松本市)
 北アルプス南部の乗鞍岳のすそ野にあり、林、草原、滝、池など多彩な自然を満喫できる。標高1500メートル前後。交通の便がよく、高低差も少なく「自然景観に手軽に触れられる」(村上真一さん)。草原の中を小川が流れシラカバが点在する一ノ瀬園地は初心者でも歩きやすい。 電話0263・93・2147(乗鞍高原観光案内所)
250ポイント
美ケ原高原(長野県松本市・上田市・長和町)
 長野県中央部にある標高2000メートルの大草原。遊歩道の両側に牧場が広がる。四方が開け、高原の主峰、王ケ頭などから「富士山や北・南アルプスなどを望むことができる」(浪間美奈希さん)。美しの塔、王ケ頭、王ケ鼻などを通るパノラマコースが人気。 電話0263・34・8307(松本市観光温泉課)
245ポイント
那須高原(栃木県那須町)
 標高2000メートル近い那須連山のふもとに広がる。主峰の茶臼岳は8合目までロープウエーで行け、そこから約1時間の頂上では噴煙や活火山の赤茶けた景観が見られる。標高500~700メートルには宿や牧場、レジャー施設も多い。8月には那須温泉神社で朝市も。 電話0287・76・2619(那須観光協会)
10
220ポイント
八幡平(岩手県八幡平市・秋田県仙北市)
 岩手と秋田の県境にある標高1400~1600メートルのなだらかな台地。湿原や沼が点在し、約150種類の高山植物を楽しめる。珍しい昆虫が生息する場所も。山頂近くまで車道が通じる。「紅葉の名所だが、緑の季節もいい。近くに名湯も多い」(村上さん) 電話0195・78・3500(八幡平市観光協会)

高原に明確な定義はないものの、一般には標高数百メートル以上で起伏の少ない台地を指す。ただ、標高が高いほど平地とは違った自然景観を楽しめるため、ランキングでは上位10位まで、高い山々が多い中部エリア以東の高原が並んだ。

高原の魅力は、本格的な登山に比べて、手軽に自然の様々な表情に触れられる点だ。1位の尾瀬ケ原は山や湿原はもとより、滝や沼、シラカバの木々などを見ることができる。2位の磐梯高原は点在する沼の多彩な姿が楽しめる。

高原は高山植物の宝庫でもある。一面に咲くミズバショウやニッコウキスゲは大半の高原で盛りを過ぎたが、8月に花をつける植物も多い。「冬に雪が積もるので背が低い植物が目立つ。厳しい環境に耐え、花の色が濃いのも特徴」(日本高山植物保護協会の中村光吉さん)

携帯できる小型の図鑑を片手に歩くと発見の連続だ。花の種類を見分けるポイントは「花だけでなく、岩場なのか、低木の下なのかなど咲いている場所にある」(中村さん)という。珍しい植物を見かけたら写真撮影はいいが、思ったよりもデリケートなので傷つけないように注意しよう。

高原は涼しいが、油断は禁物。遮るものがないところが多く、直射日光を受けやすいため熱中症対策は必須だ。「スポーツドリンクなどで水分と同時に塩分も補給して」(日本山岳協会の尾形好雄さん)

「帽子をかぶり、日焼けや虫よけ対策もしっかりして出かける」(「新ハイキング」編集長の竹田賢一さん)。昼と朝夕の気温差が大きく天候も変わりやすいので、薄手のフリースや雨具などもあると安心だ。


大分の久住高原、観光コース豊富

10位内には入らなかったが、近畿以西の高原を推す声も少なくない。

その中で最も人気なのが久住高原。ぶらりと歩けるコースから登山コースまで様々な楽しみ方ができる。「近くに花公園や牧場、温泉もある」(稲葉さん)。花公園では8月、サルビアやケイトウが見ごろ。

中国地方では蒜山高原を推す声も。サイクリング専用道もあり「遊園地などのレジャー施設や祭りや催しも充実している」(竹田さん)。


 表の見方 高原名は通称も含む。市町村名は主な所在地。数字は選者の評価を点数化。電話番号は問い合わせ先。
 調査の方法 旅行ガイドなどで高原として取り上げられている全国の高原144カ所を対象に、景色や観光を楽しみながら、家族でハイキングをするのにおすすめの高原を選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 稲葉教之(日本旅行グループ事業部マネージャー)▽宇田川敦史(楽天トラベルマーケティング部ユーザマーケティンググループ)▽尾形好雄(日本山岳協会事務局長)▽関良一(親子山教室代表)▽竹田賢一(雑誌「新ハイキング」編集長)▽浪間美奈希(クラブツーリズム企画責任者)▽早川晃生(アトラストレック)▽深見賢一(日本ウオーキング協会センター長)▽村上真一(実業之日本社国内版ブルーガイド出版部)▽山本豊(近畿日本ツーリスト国内旅行部)▽吉田宗重(JTBガイアレック商品企画担当)

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