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スマートウォッチ歴4年 愛用するカシオ製品を語る

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日経トレンディネット

2016年もすでに3分の2が過ぎたが、筆者が今年購入したデジタルガジェットのなかで一番高価な商品は、カシオ計算機のスマートウォッチ「WSD-F10」(6万3000円)だ。

購入価格は税込みで約7万円と決して安くはなかったが、購入してから4カ月以上、平日も含めてかなりの頻度で使用しており、素直に買って良かったと実感している。

とはいえ、登山や釣り、サイクリング向けに作られたWSD-F10の実力を100%引き出せるほど筆者はアウトドア派ではない。むしろインドア派と断言してもいい。それでもWSD-F10を使っているのは、WSD-F10が日常生活でもしっかりと活用できるスマートウォッチだからだろう。

では、WSD-F10を普段の生活でどう活用しているのか。筆者が買ったこれまでのスマートウォッチ遍歴を披露しながら紹介したい。

腕時計らしい製品にたどり着いた

筆者が最初にスマートウォッチを購入したのは、今から4年以上前のこと。それ以前にも仕事でスマートウォッチに似たようなガジェットには触れていたが、自分で購入したのは2012年4月に発売されたソニーの「SmartWatch MN2」が初めてだ。

当時は「Apple Watch」も、グーグルがスマートウォッチ向けに開発したOS「Android Wear」も存在せず、ソニーが独自に開発したOSが採用されていた。

とはいえ、専用アプリが多数用意されており、電話やメールの着信はもちろん、FacebookやTwitterの確認、音楽操作、天気予報のチェックなどができた。あまりに愛用していたので、自前で腕時計用バンドに着け替えたのはいい思い出だ。

しかしSmartWatch MN2は、ボタンを押さないと時間が表示されなかったため、時計としての機能には不満があった。そこで次に目を付けたのが、2014年11月に発売された同じソニーのスマートバンドトーク「SWR30」だ。

SWR30は電子ペーパー画面を採用したことで、時刻を常に表示できるのが大きな魅力。着信やメール、SNSなどの通知の確認に加えて、歩数や睡眠などの計測に対応していた点もよかった。また、ハンズフリー通話や音声操作に対応するなど、ユニークな機能を搭載していた。

ただし、SWR30のデザインは腕時計とは言いづらい。個人的にはリストバンドというイメージだ。そのため、右腕にSWR30をはめつつ、左腕には普通の腕時計を装着する時期がその後続くこととなった。

こういった経緯を経て、2016年3月に出合ったのがWSD-F10。多彩な機能を備えつつ時刻も常に表示し、しかも腕時計としてのデザインもしっかり備えたスマートウォッチにたどり着いたというわけだ。

グーグルのメモアプリを重宝

4年以上スマートウォッチを愛用している筆者ではあるが、便利に感じてよく利用する機能は限られている。まず、4年前から変わらず使っているのは「時計」「通知」「音楽操作」の3つ。Android Wearを搭載するWSD-F10を使うようになってから便利に感じているのが、「乗換案内」「雨降りアラート」「Keep」のアプリだ。

まずスマート「ウォッチ」である以上、時刻がわからなくては意味がない。時刻を常に表示する機能は必須といえる。一方、気分などに応じて、デジタル表示とアナログ表示を自由に切り替えられる点は、スマートウォッチならではの良さといえる。

通知については、個人的には、スマートウォッチの最強の機能だと思っている。移動中に、スマートフォン(スマホ)をポケットやバッグに入れておくと着信・通知を見過ごしやすいので、スマートウォッチを使うことでしっかり気づけるようになるのはありがたい。

また、最近は電話やメールに加えて、LINEやFacebookをはじめとする幅広いSNSも通知に対応しており便利だ。アプリによっては内容まで確認できる。

スマートウォッチを使って音楽を手元から操作するのも、電車での移動中に音楽を聴くことが多いのでかなり重宝している。さらに、最近では「AWA」など定額制の音楽配信サービスに対応しているのもポイント。音楽好きには欠かせない機能といえるだろう。

WSD-F10で使うようになったのは「乗換案内」だ。電車の時間を調べる定番アプリだが、スマートウォッチで便利なのは乗換や下車のタイミングを知らせてくれるアラーム機能。スマホで調べた際に設定しておけば、到着時刻の1分前などのタイミングでスマートウォッチがバイブで教えてくれる。

この機能で、「車内でメールやSNSなどをチェックしていたら、いつの間にか乗り過ごした」なんて失敗がなくなるわけだ。

また「雨降りアラート」は、いわゆる天気予報アプリではなく、雨が降りそうになるとリアルタイムで知らせてくれるアプリ。雨雲の発生に応じてスマートウォッチに通知されるので、ゲリラ豪雨対策にもなる。

そしてWSD-F10では「Keep」アプリも使っている。これはグーグルが提供する定番のメモアプリ。スマートウォッチでメモを確認したり、簡単なひと言メモを作ったりできる。

スマートウォッチとの連携で便利と感じているのは、記録したメモのリマインダー機能。Keepの場合、一般的な時間での通知に加えて場所指定にも対応するので、例えば買い物メモのリマインダーにお店の場所を登録しておけば、お店に着いたときにスマートウォッチへ通知が来るといった芸当もできる。買い忘れを防ぐのに、これ以上の機能はないと思う。

独自のウォッチフェイスが優れもの

ここまでは一般的なスマートウォッチであれば利用できる機能だが、WSD-F10ならではのメリットにも触れておこう。

まずWSD-F10は、米国防総省が定めた耐久性の指標「MIL STANDARD 810G」をクリアし、高い耐久性や5気圧防水性能を持つ。アウトドアで利用しないと宝の持ち腐れのように感じるかもしれないが、通常の日常生活でも心強い。

4カ月以上使っていると何度かぶつけたりぬれたりしているものの、少なくとも致命的な傷はいまのところないし、故障もない。乱雑に扱わずとも、頑丈なのはありがたいことだ。

また、ガジェット感を感じさせない本体デザインも魅力のひとつ。素直に腕時計として装着できる点は、さすが腕時計メーカーのカシオといったところだろう。

もうひとつ、便利に感じているの、カシオ独自のウォッチフェイスだ。デザイン性の良さに加えて、スマホやスマートウォッチのバッテリー残量が確認できる点は、個人的にメリットと感じている。

スマホのバッテリーは、外出先でノートパソコンを使うためにテザリング(インターネット共有)機能を利用したときに、予想以上に消費しているケースもある。手間なく気軽にチェックできる点はかなり役立っている。

着けたいと思うデザインが大事

なお、WSD-F10は歩数や消費エネルギーなども測れるものの、睡眠時間や心拍数などの計測には対応していない。そのため、筆者はフィットネス機能はほぼ活用しておらず、ウォッチフェイスに表示される歩数を確認するぐらいだ。

睡眠時間や心拍数の計測に関しては、フィットネス系に優れた別のウェアラブルデバイスを使っている。そのおかげで、結局は両腕にバンドを装着する羽目になっているわけだが……。

これまで実体験を交えながらWSD-F10の便利な点を紹介してきたが、これらの機能は基本的にスマホでも利用できるものばかりだ。しかし、スマートウォッチで使えば、「より手軽で便利になる」というのが最大のポイント。これからスマートウォッチを使うのであれば、まずはそこにメリットを感じられるかどうかを見極めたい。

また「スマートウォッチ=腕時計」という観点から考えると、実は機能以上に重要なのがデザインだと筆者は思っている。どんなに便利でも、身に着けたときに違和感があると結局は使わなくなるからだ。

最近のスマートウォッチはベルトの付け替えに対応するモデルも増えている。ただスマホとは違い、カバーなどで全体の見た目を大きく変えることはできない。

最新モデルであれば機能に大差はないので、まずは自分が身に着けたいと思うデザインの製品を探すのがよいのではないだろうか。

(スプール 近藤寿成)

[日経トレンディネット 2016年8月19日付の記事を再構成]

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