エンタメ!

何でもランキング

真冬でもぽかぽか、温室のある植物園 ベスト10

2015/1/25

大寒は過ぎたがまだ寒く、屋外のレジャーから足が遠のきがち。だが熱帯のカラフルな花々や砂漠の珍しい樹木が生い茂る温室の植栽が充実した植物園ならコートを脱いで楽しめる。今回は温室があり、見応えのある植物園を専門家に選んでもらった。

1位 京都府立植物園(京都市) 690ポイント
■1万2000種、親切な見ごろ情報 1924年に開園した日本初の公立植物園。甲子園球場6個分(24万平方メートル)の広大な敷地に、約1万2千種類の植物が栽培されている。1992年に完成した3代目となる温室は、京都の北山山系を模したなだらかな曲線を描く造り。温室では約4500種を栽培しており「環境に適応した植物の生き様が比較観察できる」(岩槻邦男さん)という。砂漠で1000年以上生きる「キソウテンガイ」が見られるほか、この冬はサバンナに自生し「星の王子様」の中にも出てくる巨木バオバブが多くの実をつけている。
2月には早春の草花の展示があり、つばき園など屋外の見どころが増えてくる。「毎週ウェブで更新される見ごろ情報が詳細で親切」(河野まゆ子さん)。洋ラン展は30日~2月8日。(1)開園は午前9時~午後5時、温室は午前10時~午後4時、年末年始(2)一般200円、高校生150円、中学生以下無料。温室観覧料が別途必要で、入園料と同じ(3)京都市営地下鉄「北山駅」すぐ(4)(電)075・701・0141


2位 咲くやこの花館(大阪市) 680ポイント
■丁寧な館内ツアーに定評 1990年の「国際花と緑の博覧会」の中心パビリオンとして建設された屋内主体の植物園。約4700平方メートルの温室は4ゾーンに分かれ、高山植物室では花博で人気だったヒマラヤの青いケシの花がほぼいつでも咲いている。
アテンダントが来園者と一緒に館内を巡る「フラワーツアー」は「丁寧でわかりやすい」(下村孝さん)のでぜひ参加したい。クイズラリーや体験を重視した企画も充実しており、家族連れにお薦めだ。24日からは特別展「カカオとコーヒー おいしい関係」が始まる。期間中にはミニ講座やチョコレート作り体験も。(1)午前10時~午後5時、月曜(2)500円、中学生以下無料(3)大阪市営地下鉄「鶴見緑地駅」から徒歩約10分(4)(電)06・6912・0055


3位 高知県立牧野植物園(高知市) 640ポイント
■学ぼう 植物学の基礎知識 高知県出身で「日本の植物分類学の父」といわれる牧野富太郎博士の功績をたたえて1958年に五台山に開園した。起伏をいかした約6万平方メートルの園地を、3千種ほどの植物が彩る。博士の生きざまや植物学の基礎知識を学べる記念館も必見だ。
温室は2010年に改装し「熱帯の暮らしと植物」などテーマ別ゾーンがある。2月7日から開くラン展では、東南アジアなどに分布する大きな花びらが美しいバンダとカトレアが主役を飾る。期間中に温室に出店するカフェではラン科のバニラを使ったスイーツも提供する。「フレンチレストランもあり、ゆっくりできる」(藤田雅矢さん)(1)午前9時~午後5時、年末年始(2)720円、高校生以下無料(3)JR高知駅から「MY遊バス」で約30分(4)(電)088・882・2601


4位 国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市) 570ポイント
■多くの絶滅危惧種も栽培 世界の野生植物を収集・展示しており「探究心を満足させてくれてシーズンを問わず楽しめる」(飯塚克身さん)。宮崎県だけに自生する日本固有種の「オナガカンアオイ」など、多くの絶滅危惧種も栽培している。
「豊富な植物が世界の生態区別に展示され解説も充実」(尾崎章さん)しているほか、植物の美しさや見やすさにも定評がある。(1)午前9時~午後4時30分、月曜(2)310円、高校生以下無料(電)029・851・5159


5位 東京都夢の島熱帯植物館(江東区) 410ポイント
■ゴミ焼却のエネルギー活用 熱帯植物と私たちの生活との関わりをテーマにしており、温室はごみを燃やして得られる熱を活用している。「東京近辺の在住者ならすぐにいける」(山田隆彦さん)
「オオハマギキョウ」など東京都の小笠原諸島の固有種なども多い。イベントも多彩で、春や秋は天井から設置したロープに登って植物を見下ろせる「空中散歩」=写真=なども人気だ。2月3日からのツバキ展では、伊豆大島のものなどが見られる。(1)午前9時30分~午後5時、月曜(2)250円(電)03・3522・0281


6位 淡路夢舞台温室・奇跡の星の植物館(兵庫県淡路市)
2000年に開館した。「1年を通してイベントが豊富で花の見せ方が見事。おしゃれな植物館」(須磨佳津江さん)、「植物の装飾は世界的にも評価が高く感動する」(大林修一さん)。2000種・2万株のランが彩る「淡路夢舞台ラン展2015」は24日~3月8日。(電)0799・74・1200


7位 海洋博公園熱帯ドリームセンター(沖縄県本部町)
国内最大規模の温室は「同じ公園敷地内にある美(ちゅ)ら海水族館のにぎやかさとは真逆のゆったりした気分や静寂を味わえる」(富屋均さん)。常時2000株以上のランを展示している。冬のランの展示会でも国際的に有名だ。(電)0980・48・3624


8位 東山動植物園(名古屋市)
1937年に開館した重要文化財の温室「前館」は改修中。見学ができる「後館」で熱帯の花木などを楽しめる。「広く落ち着いたたたずまいの中に施設が分散しているのもいい」(邑田仁さん)(電)052・782・2111


9位 熱川バナナワニ園(静岡県東伊豆町)
「手入れが徹底している。特に熱帯スイレンの栽培場がすばらしい」(山田さん)。(電)0557・23・1105


10位 新宿御苑(東京都新宿区)
2012年11月に完成した大型温室は明るく、抜群の開放感。希少植物も多い。(電)03・3350・0152


10位 広島市植物公園(広島市)
世界の野生ランコレクションが充実。「園で育成したベゴニアも見もの」(藤田さん)(電)082・922・3600


表の見方 数字は選者の評価を点数にした。名称、所在地、(1)開園時間、休園日(2)入園料(3)主なアクセス(4)問い合わせ先 3~5位の写真は各施設提供

エンタメ! 新着記事

ALL CHANNEL