「クッション言葉+疑問形」がカギ

言葉の伝え方に関する著書がある杉山美奈子さんは、「柔らかく丁寧な印象を与えるクッション言葉と疑問形を組み合わせること」が印象のよい話し方のコツだという。例えば頼み事をするとき、いきなり要件をいわず「ちょっと悪いのだけれど」と前置きし、「お願いして大丈夫ですか?」と相手の都合を尋ねる。すると相手を思いやる気持ちが伝わりやすい。

これはビジネスにも応用できる。休みをとるときなど、先ほどの聞き方に加え、「仕事の進捗状況を丁寧に説明すると、納得してもらいやすい」(手紙文化愛好家・むらかみかずこさん)。円滑な人間関係の基本は思いやり。相手を思う気持ちが、ひいては自分や周囲の人との関係をよりよいものにしてくれそうだ。

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調査の方法 日経生活モニターへの調査や専門家の意見をもとに、帰省時などに角の立たない言い方の選択肢を作成。7月下旬にインターネット調査会社マクロミルを通じて「上手にお願いする」「好感度をアップさせる」「断り方のコツ」の3場面に分けて選択肢を選んでもらった。回答者は全国の20~80代の既婚男女、有効回答数は1032。同時に有職者(パート・アルバイト含む)を対象に、仕事上での言葉遣いなどについても聞いた。有効回答数は586。(専門家は以下の通り、敬称略、五十音順)

杉山美奈子(コミュニケーション・インストラクター)▽むらかみかずこ(手紙文化愛好家)

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