――今後も協議は続きますか?

EUとの間で関税ルールをどうするかは、今後の協議しだいです。首相が設定した実質的な期限は6月末。それまでにまとめきれなければいずれ無秩序離脱となり、最高関税がかかるおそれがあります。それはEU側も避けたい。この数カ月間が勝負です。

――英国は自由貿易に消極的なのですか?

英国はEU以外のさまざまな国・地域と個別に協定を結ぼうとしています。米国との自由貿易協定(FTA)のほか、環太平洋経済連携協定(TPP)にも参加する考えです。日本政府も歓迎しています。ちなみに南太平洋には英領の島があります。

英国は世界との自由貿易により積極的になったとみることができるでしょう。

ちょっとウンチク

残留派キャメロン氏、首相の盟友

ジョンソン首相は多くの国民に「ボリス」とファーストネームで呼ばれる数少ない政治家だ。上流階級出身だが意識して庶民派を演じる。トレードマークはボサボサの金髪。保守党員だが労働党の地盤ロンドンで市長を2期務めた。ヘルメットをかぶり市庁舎へ自転車通勤する姿を目撃したものだ。

名門イートン校からオックスフォード大へ進み、2世紀半の歴史をもつ名門学生クラブに属した。上流の子弟のみに入会を許すそのクラブで一緒だったのが、残留派を率いたキャメロン元首相だ。国民投票はたもとを分かったが、実は今も気脈を通じているとみられる。(編集委員 大林尚)

■今回のニッキィ
山地 瑞紀さん メーカー勤務。スペイン語を本格的に勉強し始めた。2~3年後に現地を旅したい。スペインの歌姫、ロザリアの歌が好きで「ラテン語の響きは聞いているだけで楽しくなります」。
高橋 ゆかりさん 教員。今年の夏休み、北欧の大学に短期留学を目指している。以前から興味があった比較教育学を学ぶ予定。「出願のため志望理由を1000字の英文でまとめるのが大変です」

[日本経済新聞夕刊 2020年3月2日付]

「ニッキィの大疑問」は原則月曜掲載です。

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