<西日本>

1位 京都ブライトンホテル(京都府) 433ポイント
 食感絶妙、甘さ広がる朝がゆ 京懐石料理でもてなす蛍の「朝粥(がゆ)」は創業以来変わらない人気の和食。京都・美山のコシヒカリで作ったおかゆは堅すぎず柔らかすぎず絶妙の食感で、しょうゆベースの少し甘みのある「べっ甲餡(あん)」をかけると味がさらに深まる。
 希少な美山産の卵を使っただし巻き卵に、ノルウェー産の脂ののった塩ザケやアサリのみそ汁なども人気だ。先付けや野菜の煮物は季節によって変わる。「煮物、みそ汁、卵、それぞれで使うだしが異なる」(料理長の中島智之さん)というこだわりよう。客の2~3割は京都御所などを散策した後に立ち寄る地元の人たちという。
 「一口食べると甘さがじわっと広がるおかゆのおいしさに感動する」(村上実さん)「この朝食を食べたいがために泊まることもある」(牛窪恵さん)
(1)和食セット(2)2887円


2位 ザ・ブセナテラス(沖縄県) 365ポイント
 南国を感じる品ぞろえ カフェテラスのラ・ティーダで食べる「ブレックファーストブッフェ」。9種類のジュースに、ゴーヤや青パパイアなど沖縄ならではの温野菜が並ぶ。
 「海に面したテラス席で食べればすっかりリゾート気分」(小松さん)(1)洋食ブッフェ(2)2541円


3位 神戸北野ホテル(兵庫県) 329ポイント
 ほぐれるクロワッサン フランス料理が基本のカフェ、イグレックの「ヨーロピアン・ブレックファースト」のクロワッサンは、口に入れるとはらはらとほぐれる食感が新しい。
 「最上質の果物を使ったジャムもぜひ食べたい」(寺田直子さん)(1)洋食セット(2)5670円


4位 プライムリゾート賢島(三重県) 328ポイント
 映える日替わりジャム フランス料理のアッシュ・ドールで食べる「ブレックファーストメニュー」は、日替わりのジャムや自家製のミニデニッシュなどが目に美しい。
 「海を眺めながら本格的な洋朝食を食べられるぜいたく」(飯島さん)(1)洋食セット(2)3234円


5位 神戸ポートピアホテル(兵庫県) 319ポイント
 港町の眺めもごちそう 地上30階にあるラウンジ、プレンデトワールで楽しめる洋食と和食の朝食ブッフェ。なかでもパンケーキや卵料理など温かい料理の品ぞろえが豊富だ。
 「港町神戸を一望できる景色もごちそうのひとつ」(富本一幸さん)(1)和洋ブッフェ(2)2541円


6位 ハイアットリージェンシー京都(京都府) 308ポイント
 ザ・グリル「ブッフェブレックファスト」 ハムは一晩かけてローストするなど手間を惜しまない。(1)洋食ブッフェ(2)3234円


7位 ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪府) 246ポイント
 スプレンディード「ブレックファーストブッフェ」 卵を使ったエッグベネディクトを食べ、朝からシャンパンが飲める。(1)和洋ブッフェ(2)3955円


8位 ホテルグランヴィア京都(京都府) 241ポイント
 浮橋「和朝食」 だし巻き卵は注文を受けた後に巻くため、作りたてを食べられる。ビジネスでの朝食にもお勧め。(1)和食セット(2)2772円


9位 ウェスティンホテル大阪(大阪府) 207ポイント
 アマデウス「ブレックファストブッフェ」 ドイツ仕込みのレシピで作るハムやソーセージは品数が豊富。(1)洋食ブッフェ(2)3000円


10位 城山観光ホテル(鹿児島県) 190ポイント
 レインボーホール「朝食バイキング」 黒豚や近海でとれる魚介類といった地元の食材を中心に約80種類のメニューを用意した。(1)和洋ブッフェ(2)2100円


表の見方 数字は選者の評価を得点に換算。ホテル名、所在地の都道府県名の順。(1)朝食のタイプ、(2)価格(税、サービス料込み)。すべて宿泊なしで利用可。掲載の料理や配置は季節などに応じて異なることがある。東西2~5位の写真はホテル提供。

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