一人旅は思いつきでOK 台北1泊2日の弾丸旅日記

ロープウエーで行き来する猫空(マオコン)は人気の高い観光地だ。写真はイメージ=PIXTA
ロープウエーで行き来する猫空(マオコン)は人気の高い観光地だ。写真はイメージ=PIXTA

この1、2年、就寝前、横になってiPadでユーチューブをのぞくのが習慣となっている。たまたま目に入ったのが、台湾に渡った日本人ユーチューバーたちが台北の街角で踊ったり歌ったり、あの手この手で台湾の魅力を訴える元気いっぱいの映像だった。

「台北か。しばらく行っていないなあ」。台湾は初めての海外旅行先として訪れた想い出の地だ。当時はよほど暇だったのか、職場の同期と5泊6日もかけて島じゅうを巡った。

台北には4年前に妻と出掛けて以来だから、「今の台北」をそのまま伝える動画サイト「三原JAPAN」にはひきつけられた。サイトを主宰するのは三原慧悟さんという、テレビ局出身の若き日本人クリエイター。台湾で「台湾で最も有名な日本人」だと知った。

「台北の原宿」とも称される西門(シーメン)でのパフォーマンスを見た瞬間、「行くぞ!」と、衝動的に旅行サイトにアクセス。「1泊2日、台北弾丸一人旅」を決めてしまった。

羽田出発は朝7時55分。2時間前のチェックインに間に合うよう、5時2分の始発電車に乗った。台北松山空港には現地時間の午前11時前に到着した。

空港内で1万円をニュー台湾ドルに両替し、MRT(地下鉄)の24時間乗り放題チケットを購入と、段取りはいつも通りだ。

小さなリュック一つを背負い、MRTに乗り、碁盤の目状に走る緑のプロムナードを抜けて、彼らが踊っていた西門に行き着いた。

「活気あるなあ」。街には古さと新しさが混在する。

外観は日本統治時代に建てられた赤レンガそのままなのに、中では若手クリエーターの作品を販売する16のショップが競い合っている。

駅の向こう側の、これまた日本統治時代に建てられたのであろう建物に入っている茶坊「台北書院」で旅人らしく、台湾式お茶のセットで一休みした。

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