眠れる働き手を在宅ワークで発掘 企業と個人つなぐビズアシ 上田愛奈取締役

オンラインワークは「小遣い稼ぎ」ではない

私がオンラインワークをもっと広げたいと思う理由はシンプルです。スキルもあり働く意欲もあるのに、毎日フルタイムで出勤できないために、思うような仕事ができず能力を発揮できない。そんな人たちが生かされないのは宝のもちぐされ。社会としてもったいないです。

また、育児休暇などによるキャリアのブランクをなくしたいという思いもあります。オンラインで仕事を続けられればキャリアは途切れません。「オンラインの仕事=気軽なお小遣い稼ぎ」ではありません。むしろ、コミュニケーションスキルが求められ、相手の意図を汲み取る力がないと、ビジネスが成り立たないというシビアな一面もあります。

オンラインで仕事を続け、キャリアを途切れさせない働き方の支援にやりがいを感じている

実際に、企業の第一線で働いていた人たちが在宅のオンラインワーカーとして活躍しています。育児をしながらでもタイムマネジメントは完璧。限られた時間で集中して成果を出していくスキルは素晴らしいです。

所属や雇用形態に関係なく「仕事をしたい」「働きたい」という意欲のある人が、もっと活躍できる世の中になるべきだと思っています。

社会に必要なものをつくるために29歳で転職

クラウドワークスの前は、エンターテインメント系のIT企業で働いていました。アニメや映画、ゲームが好きで選んだ仕事でした。エンターテインメントは人生を豊かにしてくれる素敵なものです。でも、生活必需品ではないので、一生懸命作っても使われないサービスがあることに、少しずつもどかしさを感じるようになりました。

人の生活になくてはならないもの、社会に必要なものをつくる仕事をしたいと思い、クラウドワークスへ転職したのが29歳のときです。

新しい職場でウェブディレクターとして働き始めて、周りの人たちが優秀なことに驚きました。自分の存在意義を見出せない日々が続きましたが、それならばとにかくがむしゃらになんでもやってみようと決め、上長に「私に負荷をかけてください」とお願いし、仕事漬けの日々を過ごしました。

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