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ビズアシの上田愛奈取締役は上司に「私に負荷をかけてください」と頼み込んだ

ビズアシの上田愛奈取締役は上司に「私に負荷をかけてください」と頼み込んだ

ライフステージの変化や個人の人生観にあわせ、多様な働き方を選択できるようになってきた。場所や時間にしばられないオンラインワークの普及を掲げ、企業と働き手をつなげるクラウドワークス。在宅ワークを望む人たちにバックオフィス業務をコーディネートする新サービス「ビズアシスタント オンライン」を立ち上げ、子会社設立へとプロジェクトを率いた上田愛奈・ビズアシ取締役に話を聞いた。

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仕事を依頼したい企業と仕事を請け負いたい個人が、オンラインでつながりビジネスを進めるクラウドソーシングが広がっています。企業と個人の出会いの場を提供するプラットフォームサービスのひとつが「クラウドワークス」です。私はその新規事業として「ビズアシスタント オンライン」というサービスを立ち上げました。現在は子会社「ビズアシ」として独立。私はビズアシの取締役を務めています。

幅広いスキルをもつ個人と企業が直接出会えるプラットフォームが「クラウドワークス」であるのに対し、秘書や総務などのバックオフィス業務に特化し、企業と個人をつなげるマッチングサービスです。私たちが仲介者となって企業に人材をコーディネートする点が、クラウドワークスとは異なります。

登録している個人は、20代から40代半ばの女性が8割を占めます。スキルもあり働く意欲もあるけれど、育児などによって外に働きに出るのは難しいという人が大多数です。夫の赴任に帯同し海外在住の人もいます。

オンラインワークはもはや「当たり前」の働き方に

サービスを利用する企業は、当初はIT(情報技術)系やベンチャー企業が多かったのですが、最近は大手メーカーなども増えてきました。企業の人事担当者には「働き方改革といわれても、何をしていいかわからない」という人もいて、アウトソーシングによって社員の残業を減らしたり、オンラインワークを取り入れることで雇用形態を柔軟にできたりすることなども説明します。

オンラインワークは、スタッフが隣の席にいるのとなんら変わりなく業務が進みます。同じ社屋の別のフロアにいるよりも、むしろ密にコミュニケーションが取れるかもしれません。アウトソーシングだから経費が削減できる、ネット経由だと信用できない、といったメリットやデメリットを比較検討するという段階の話ではなく、オンラインワークはすでにスタンダードなワークスタイルのひとつです。

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