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売り手市場、早期化に惑わされずに就活を 3月以降の就活スケジュール

渡辺茂晃 日経HRコンテンツ事業部長・桜美林大学大学院非常勤講師

2019/2/28

面接で就活生を混乱させるのが「面談」です。昨年、生命保険会社から内定を得た男子学生は3月下旬にES提出、4月に上旬にWEBテストを受け、5月中に面談を3回受け、6月1日、2日に面接を受けて内定となりました。その学生は「あくまでも面談という説明を受け、担当は人事ではない社員だった。でも、いろいろと深掘りをされ、面接そのものと感じた」と振り返ります。面談の他にも模擬面接会など、面接とは違う言葉を使って学生を呼び出し、実際は面接と同じというケースも見られます。基本的には企業から呼び出されたらすべて選考だと思っていたほうがいいでしょう。

日経HR「2018年内定者調査」

6月1日の選考解禁を待って面接を実施するのは商社やメガバンクなど一部の企業に限られます。1日から面接を始める企業は遅れた分を取り戻すように一気に面接を進めます。今年は1日、2日が土日ですが休まずに面接を実施し、7日までには内定を出すと思われます。

6月の最初の1週間で内定が出て就活を終える人もいますが、反対に持ち駒がすべてなくなって就活再スタートという人もいるでしょう。そうなったとしても決して諦めないでください。6月以降には内定辞退によって再募集を始める企業が出てきます。就活サイトの情報をチェックしたり、大学のキャリアセンターで求人情報を確認したりすることです。

ここ数年、就活生が有利な売り手市場が続き、内定率は過去最高記録を更新し続けています。3月の解禁前に複数の内定を持っている人もいれば、すでに就活を終えた人もいます。こうした「売り手市場」「早期化」といった状況に惑わされて焦ることなく、エントリーシート、面接でしっかりと自分の良さを採用担当者に伝えてください。そして、本当に自分に合った仕事、働き方ができるのかどうかを調べて入社する企業を選ぶことが就活のゴールになります。

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