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扱いやすい望遠コンパクトデジカメ

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旅先 広がる撮影の幅

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コンパクト型デジタルカメラの高機能化が進み、望遠撮影できる倍率を従来より高めた製品が人気を集めている。従来は5倍前後の望遠機能を備えた製品が多かったが、最近では10倍以上の製品も珍しくない。旅先で風景などを撮影する場合、「撮影の幅が格段に広がる」(磯修さん)。初心者でも使いやすい、7倍以上の望遠機能を持つ製品を専門家に選んでもらった。

1610ポイント
ファインピックス F600EXR (富士フイルム)
 光学15倍に加え、デジタルズームの解像度が高いため、合わせて30倍相当の望遠機能を画質を落とさずに使える。「遠く離れた人物の顔までぐぐっと寄れる」(兵頭剛さん)。近距離でも広い範囲の広角撮影が可能。動きのある対象や逆光の場合など、99通りの撮影条件を自動的に判別し、安定した画質で撮れる。高速連写した画像を自動で合成し、手ぶれを抑える。カメラを風景にかざすだけでお勧めの撮影スポットを教えるなど、GPSの位置情報を活用した機能も充実。「撮影条件によってイメージセンサーのモードを自動切換するのは富士フイルムならでは」(出雲井亨さん)
(1)220グラム(2)15倍、24ミリメートル(3)約300枚(4)2万9600円
690ポイント
サイバーショットDSC-HX9V (ソニー)
 光学16倍のズーム機能を搭載し、感知した手ぶれをレンズの動きで自動的に補正する機能が優れている。「グリップもしっかりしているので、手持ちで夜景を望遠撮影する場合にも安定感がある」(荻窪圭さん)。「フルハイビジョン動画の撮影性能はビデオカメラ並み」(磯修さん)で、滑らかな映像を毎秒60フレームで記録でき、映像データから高精細の写真を取り出せる。オートフォーカスが速く、スポーツの撮影に向く。1秒間で10コマの高速連写も可能。撮影した地点と方角を記録するGPS機能も備える。
(1)245グラム(2)16倍、24ミリメートル(3)約300枚(4)3万100円
680ポイント
IXY 600F (キヤノン)
 光学8倍のズームを備えながら、薄さ22.1ミリ、重さ140グラムと持ち歩くのに便利。夜景や動体、動画、接写など、撮影シーンに応じた6種類の手ぶれ補正機能を搭載した。逆光や夕景、夜景など32通りの撮影シーンを自動的に判別するオート撮影機能を持つので、気軽に撮れる。毎秒24フレームではあるが、フルハイビジョン画質の動画も撮影できる。「デザイン性も高く、常時持ち歩いて、どんなシーンの撮影でも安心して使える」(山田久美夫さん)
(1)140グラム(2)8倍、28ミリメートル(3)約210枚(4)2万3500円
470ポイント
クールピクス S8200 (ニコン)
 14倍の望遠機能を搭載し、暗めの被写体でも明るく撮れる高感度のセンサーを搭載した。0.5秒間で60コマの高速連写が可能で、オートフォーカスの機能も優れている。「撮りたいものをカメラが判断してピントを合わせるので、初心者でも安心」(兵頭さん)
(1)213グラム(2)14倍、25ミリメートル(3)約250枚(4)2万9100円
440ポイント
ルミックス DMC-TZ20 (パナソニック)
 解像度の高いデジタルズームを加えて、21倍までの望遠撮影を画質を落とさずに使える。24ミリの広角撮影も可能。液晶画面はタッチパネルで、指で触れたポイントにピントを合わせることができる。「手ぶれ補正も優秀で、毎秒60フレームのフルハイビジョン動画を撮れる」(河原塚英信さん)
(1)219グラム(2)16倍、24ミリメートル(3)約260枚(4)2万1100円
350ポイント
CX5 (リコー)
 最短1センチまで寄れる接写が可能で、花などを大きく撮るのに便利。高解像度のデジタルズームを加えて、画質を落とさず21.4倍まで望遠を使える。1秒間で120コマの高速連写も可能。自分が設定した2通りの撮影条件をダイヤルに割り当てられる。「オートフォーカスセンサーが優れており、ピントが速く合う」(出雲井さん)
(1)197グラム(2)10.7倍、28ミリメートル(3)約280枚(4)2万2000円
340ポイント
サイバーショットDSC-WX10 (ソニー)
 7倍のズームを搭載しながら、161グラムと携帯性に優れ、性能が高い割に価格は安い。手ぶれ補正に優れ、明るく撮りやすいセンサーを搭載している。毎秒60フレームのフルハイビジョン動画を撮影できる。「レンズが明るく、高感度撮影の性能が高いので、暗い場所でも安心して撮れる」(山田久美夫さん)
(1)161グラム(2)7倍、24ミリメートル(3)約360枚(4)2万300円
330ポイント
エクシリム EX-ZR100 (カシオ計算機)
 0.37秒と短い間隔でシャッターを続けて押す撮影ができ、1秒間に40コマの高速連写も可能。また、連写画像を自動的に合成する機能により、25倍まで画質を落とさずに拡大し、見た目に近い写真を記録できる。明るく撮りやすいセンサーを搭載し「ズーム時や暗所など、条件の悪いシーンでも安定した写真を撮れる」(河原塚さん)
(1)205グラム(2)12.5倍、24ミリメートル(3)約450枚(4)1万9100円
220ポイント
SZ-30MR (オリンパスイメージング)
 24倍と高倍率のズームを搭載。手ぶれを防ぐため、グリップを重視し、本体の右側が突き出たデザイン。写真撮影時の7秒前から3秒後の動画を自動で記録したり、望遠を使う動画と使わない動画を同時に撮ったりできる。「2つの画像処理機能を搭載、最高画質の写真とフルハイビジョン動画を同時記録できる」(山田久美夫さん)
(1)226グラム(2)24倍、25ミリメートル(3)約200枚(4)2万3500円
10
210ポイント
IXY 51S (キヤノン)
 12倍のズームを搭載しながら、21.9ミリの薄い形状が特徴。タッチパネルの液晶画面を採用し、指でタッチしたポイントにピントを合わせられる。手ぶれ補正や暗い場所での撮影性能に優れる。「本体の質感が高く、大半のシーンに対応でき、写真でも動画でも失敗しにくい」(出雲井さん)
(1)206グラム(2)12倍、28ミリメートル(3)約170枚(4)3万5900円

かつては有効画素数の差が画質の違いにつながったが、最近は光を感知するイメージセンサーの能力や、撮影シーンに自動的に適応する機能などの違いが影響する。これらの能力を含めた総合点で勝る製品が上位に並んだ。

購入する際に、重視したいのは望遠レンズを使うズームの倍率だ。「光学何倍」と表示され、画質を落とさずに被写体を拡大できる。今回ランキングに入った製品では、1、2、5、9位の製品が光学15倍以上の望遠機能を持つ。もっとも選者の中には「10~12倍あればさほど不足を感じない」という声もあった。

また、デジタル画像技術を使って拡大するデジタルズームがあれば、光学ズームと合わせて、さらに高い倍率となる。従来は画質が落ちると見られていたが、最近は画質の劣化が目立たない「超解像技術」を搭載する製品が増えてきた。デジタルズームの能力はメーカーによりまちまちだが、今回は1、5、6、8位の製品のデジタルズームを評価する声が多かった。

年末年始には、大人数の家族写真の撮影など近距離で広い範囲を写す機会も多いかもしれない。望遠機能とともに、広い範囲を撮影したい場合には、1、2、5、9位のように焦点距離の数値が小さく、かつ望遠の倍率が高い製品を選ぶのがよい。このほか、動画撮影の能力の差が大きく、解像度が同じであっても、1秒間のコマ数(フレーム数)が異なる。頻繁に使う人は注意しよう。

手ブレ補正もチェック

望遠撮影では被写体を拡大するため、ちょっとした手ブレでも影響が大きい。製品を選ぶ際には、しっかりと本体を持ちやすいかをまず確認した方がよい。「店頭では最も倍率を高めた状態で何枚か撮影し、手ブレ補正の能力もチェックしたい」(河原塚英信さん)という声もあった。

撮影時には「グリップを包むように持ち、脇を締め、シャッターを静かに押す」(兵頭剛さん)。また、失敗に備えて、望遠の倍率を下げて予備の撮影をしておいたり、連写で撮影したりする方が安心だ。このほか「オートフォーカスの速さは一眼レフほどではないので、運動会で走ってくる子どもなどを望遠で連写するのは難しい」(山田久美夫さん)ことも知っておきたい。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)本体重量(電池と記録メディアを含む)(2)光学望遠倍率、広角側の焦点距離(35ミリフィルム換算、値が小さいほど近距離で広い範囲を撮れる)(3)1回の充電で可能な撮影枚数(CIPA準拠)(4)10月下旬の大手家電量販店の実勢価格
 調査の方法 7倍以上の光学望遠機能を搭載する400グラム未満の34機種が対象。「様々な場面で手軽にズーム撮影できるか」「初心者でも簡単に使えるか」などを考慮し、携帯しやすい機種を選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)出雲井亨(テクニカルライター)▽磯修(日経トレンディネット編集部記者)▽荻窪圭(デジカメライター)▽河原塚英信(「ベスト・ギア」編集者)▽清水博之(デジカメライター)▽中場康浩(ヨドバシカメラ・カメラ事業部)▽兵頭剛(エディオン・デジタルコミュニケーション商品部マネージャー)▽道越一郎(BCNエグゼクティブアナリスト)▽山田久美夫(デジタルカメラ情報サイト「DigitalCamera.jp」主宰・写真家)▽山田寿(ヤマダ電機広報部部長)

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